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ザ・修羅場



部屋でシャワーを浴びて、1人ベッドでごろごろしてたら眠くなってきちゃった。
寝よっかなーって思ったけど、毎晩ゆーしと一緒に寝てる私は、1人では寝ることのできないうさぎちゃん。えへ。
とはいえゆーしムカつくし…


「あ、メールきてる」

げ、丸井だ。“みんなて幸村君の部屋集まってるからお前も来いよ”か。まあそろそろ許してあげてもいいし、行こー。






幸村くんの部屋に到着してドアをあけると、みんながいっせいにこっちを向いた。


「うふ、来たよー……あれ?」


私がドアを開けると、幸村くんは何かを隠し、ジャッカルと真田は驚いた顔をして、蓮二は開眼している。
それを不思議そうに見る他のメンバーがいた。

「と、とりあえず桜は一度外に…」

「そうだね…そう、しよう、ジャッカル頼む」

「よし、行くぞ」


そう言ってジャッカルに押される。そしてそのままジャッカルと一緒に部屋の外に出た。

「なにすんのよ」

「お前のためだ」

「てか幸村くん何か隠してた!」

「あ!おい!」


ジャッカルを押しのけて再びドアを開けると…

「あん、酷いわ幸村君!姫子のヘアーが…あら?黒井さんじゃない」

「…なんでクソ女が…」

「桜、違うんだ、コレは…」

「何やってんスか?桜先輩も一緒に遊びましょうよ!」

「うふふ、姫子の隣に座る?」

「………みんな嫌い!」


そう言って部屋を出た。


ムカつくムカつくムカつく!なんでよりにもよってあんな女を部屋に入れてんのよ!
しかもそれを隠そうとするなんて…!


「あれ?黒井さん?」

「ぁあ!?…あ」

「クス、ご機嫌ななめかな?」

「……えーっと…」



誰だっけ?
(なんで桜先輩怒ってたんスか?)(知らねーよぃ)(プリッ)(どうしよう、俺桜に嫌われた!)(落ち着くのだ精市)(黒井さん怒ってたわ、姫子怖ぁい)(………)(お、おい柳、目が怖いぜ…)(はて?一体どういう状況なのでしょうか?)



(・∀・)予定では次の日になるはずでした。夜は長いてことすね。



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あきゅろす。
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