どうしてこうなった!!
・2 政宗side

政宗side

・・・・・・・。


政「なんで、まゆと真田なんかと一緒にいるんだよ」

幸「む、なんかとは無礼な!!」


何でdarlingと一緒に真田まで着いてきてんだよ!
しかも・・・・


佐「ちょっと、竜の旦那〜
俺様も忘れてもらっちゃ困るぜ?」

政「うっせぇ!猿!!」

佐「酷っ!!猿じゃないし、一応先輩なんだけど!」


猿まで着いてきてきやがった!!
オープンハイスクールの時にまゆの事狙ってたみたいだから
コイツに会わないように、必死に頑張ってたのによ・・・
それに今日は小十郎が庭園の世話に行くって言ってたから久々の二人っきり
のlunch dateだったのに!!


政「Damn it・・!」


悪態づき、まゆの腕に自分の腕を巻き付ける
その際に真田達の顔をさりげなく見やる
案の定そこには、悔しそうな二人の姿があった


主「(※小声)?政宗どうかした?」

政「いや、何でもねぇ」


まゆと小声で話しているのが気にくわないのだろう
眉間に皺が寄り
目線だけで人が殺せそうなほど睨んでくる二人


佐「竜の旦那〜そろそろ離れてご飯食べない?」

幸「そうでござる!
某、腹が減りもうした・・・・」

主「政宗、食べよ?(それともお腹減ってない?)」

政「いや、食う。
darling!今日は、俺が昼飯作ってきたんだ!」

主「そうか・・・」


微笑を自分だけに向けてくれるまゆ
それが堪らなく嬉しくって腕に巻き付かせている力をほんの少し強くした


佐「さて、今日は天気が良いし中庭で食べようか」


未だ睨んではくるが何もしてこないので良しとしよう。





















佐「さて、早速食べようか」


猿が、シートを敷きその上に4人座り込み弁当を広げる
猿の弁当は色とりどりのオカズが並んでおり、不本意だが旨そうだ
ま、俺のも負けてはいないがな。


幸「おぉ!佐助のも旨そうではあるが、政宗殿も負けておらぬな!!」

政「ふっ当たり前だ」

主「・・・(旨そう・・・)」


まゆが手を伸ばし、俺の作ったミニグラタンへといく
一口くちに入れた

ど、どうだろうか?

まゆが俺の飯を食べるのは初めてではない
だが毎回のように緊張してしまうのはまゆが好きだからだと思う///


主「んっく、相変わらず旨い(・・・・・もう本当に)嫁にきて(ほしいくらいだよ!!)」

政「////」


嫁にこいって・・・////


政「恥ずかしいだろ///?」

主「ハハッ可愛い・・・」


俺とまゆの間に甘〜雰囲気が流れるのが分かる
このまま浸っていたい・・・
だが邪魔されるんだがな


佐「まゆちゃん!俺様のも食べて!」

幸「そ、某が作った甘味も食べて下され!///」

主「ぅ、」


猿にアーンをされて、真田には甘味を差しだされている
・・・まゆが食うのは俺のものだけでいいのに


佐「どう?」

主「、んまい(猿飛さんも)良いもの作るな(・・・マジすげぇっす!)」

幸「某のはどうでごさろうか・・・?
お口に合いますか?」

主「(ぬぉっ)あぁ(こういう味は)好きだな」

幸「ボッ!////」


Ah〜?
まゆに好きだって言われて真っ赤になってやがる・・・
もしかして真田もまゆにloveなのか・・・?


政「ちっ」


まゆに聞かれないように舌打ちをする。


政「darling!これも食べて感想言ってくれないか?」


真田と猿飛に対抗するように、まゆの口の中へとオカズを入れる


主「むぐっ」

政「どうだ・・・?」

主「旨いよ」

政「Thank you///」









俺と猿のアーン対決を境に真田も参加してきてまゆに食べさしていた
ちっ、また牽制する方法考えなきゃいけねぇのかよ・・・



「筆頭?どうかされやしたか?」

政「Ah? 何でもない・・・」


昼休み、5・6時間目と終わり今は部活中だ


小「政宗様いかがなされました」

政「何か嫌な予感がするんだよ・・・・」

小「嫌な予感・・・とは?」

政「まゆの事だ
また、悪い虫引っ付けてそうなんだよな・・・」

小「悪い虫・・・」

政「prove rightじゃなきゃいいがな」

小「はい・・・」

政「全く困ったdarlingだぜ」


俺がこの言葉を言ったと同時にまゆ
がまた新たに関わりを持って帰ってくるなんてこの時の俺は知りもしない




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あきゅろす。
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