戦国BASARA Short...
勝者には・・・ 真田幸村   ☆

今日は春特有の気候。
しかもお日様が当たって廊下はポカポカしている


幸「まゆ殿〜!」

主「うぉっぷ」

・・・声で何となく気づいてはいたけど

主「幸村・・・」

急に抱きついてきたら危ないよね!!



主「幸村・・・抱きついてきてもいいけど加減してくれるかな?」

幸「も、申し訳ありませぬ!まゆ殿を見たら無性に抱きつきたくなってしまい・・・・
これからは気をつけるでござる・・・」


あれ?何か犬耳が垂れ下がってみえるんだけど
ちくしょう・・・私が犬好きと知っての行動だな

ま、それで折れる私も私だけどね。

主「いいよ別に・・・それより幸村何かあってきたんじゃないの?」

幸「!はい!今から某と佐助が勝負を致す故まゆ殿にも観ていただきたく
こちらに参ったのです。」

主「佐助と?」

幸「はい! それで・・・その・・・」

主「?何?」

急に顔を赤らめモジモジしだした幸村
お手洗いにいきたいのか?←

幸「し、しししし勝者には、まゆ殿から接吻していただきたいのです!」

主「あぁ接吻・・・別にいいよ」

幸「誠にございますか?!や、やややややりましたぞお館様ああああああああ!!」

そう叫んできた道を走って戻っていった

接吻ぐらい、簡単だよね・・・
・・・・接吻?

主「って嘘おおおおおお!!」

幸村に負けず劣らずの声量で叫んだ
あっ鳥さんゴメンね!!

主「ってそうじゃなくて・・・」

接吻って相手のくちびるに自分のくちびるをくっつけるやつだよね!!!
何かすごい約束しちゃったんだけど!!どうしよう・・・

いや、でもこれは好機か・・・?
どっちが勝っても私には好都合じゃないか。
佐助も幸村も顔良いし・・・・・・
うん。緊張はするけど幸村達になら自分のふぁーすときすをあげてもいいんじゃないか?

よし、そうと決まれば・・・・

主「桐生まゆ頑張ります!!」





















幸村side

目の前に立つ佐助はいつもと違う雰囲気を纏っている。
それもその筈、なんたって勝者にはまゆ殿の接吻がかかっているからな・・・

佐「旦那・・・悪いけど今日は勝たせてもらうよ」

幸「勝つのは俺だ」


佐「蒼天疾駆 猿飛佐助!いざ、忍びまいる」

幸「真田幸村、全力でお相手致す!!」

その言葉を合図に俺の槍が佐助へと向いた
















まゆside

武「止めぇい!!
勝者は幸村じゃ」

すごい戦いだった・・・としか言いようがない
どちらも引けをとらずほぼ互角だったから・・・

目がおかしくなりそう


幸「まゆ殿!!!
某が勝ったのでその、せ、せせせせせせ接吻を!」

主「んっ」

幸「んぷっ」

耳がおかしくなりそうだったからその口を塞ぐ為に己のくちびるで塞いだ
いきなりの事に驚いたのだろうがだんだんと自分がした事を理解し始め

幸「破廉恥でござるうううううううううう!」

と叫び逃げていってしまった

そんなに速く走ったらこける・・・ ドンッ

主「・・・言わんこっちゃないわ
幸村大丈夫〜〜?」

幸村の方へと近づき手を差し伸べる
顔を上げると真っ赤な海が・・・・・・・

主「ゆゆ幸村!鼻血!!」

幸「おや、かた、様・・・」

そう言って力つきてしまった。

主「幸村ああああああああ!!」














(佐助!幸村どう?)

(かなり回復してるよ
けど、まゆちゃんの名前だすと・・・・・・)

((ガタガタッ))

(とまぁこんな風に心乱してる・・・・・・・・
ねぇ俺様も頑張ってるよね??だからチュッとほっぺたでもいいからしてくんない??
じゃなきゃこれからやっていけないよ・・・・・・)

(分かった) ((チュッ))

(まゆちゃん口に////!!)

(どうせなら口の方がいいでしょ??)

((!佐助ぇ絶対減給だな・・・・))

((・・・・・・今悪寒が走ったんだけど・・・・・・))


















あとがき

初!!

幸村!!!

幸村はやっぱり黒が似合います!!

ピュアも好きやけど・・・・・・

黒幸村最高(*^-^)ヘ_/



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