戦国BASARA Short...
年の差 片倉小十郎   ☆(バサ学設定)

コツコツという足音だけが俺の耳へと届く
俺は今怒っている。何でかって??
それは今日の昼休みに遡る











俺の恋人桐生まゆはバサラ学園の先生だ。
先生からの人望は厚いし
クールで一見冷めてるように見えるが中身はすごく優しくて熱い人
そういうところが生徒達に好かれて今や人気者だ

もちろんその中で先生を恋愛感情で見る奴もいる

ま、そんな奴らに負ける程俺は弱くはねぇがな





授業終了の鐘がなり、皆一様に席をたった。

俺はこの後補習というなのデートをまゆさんとする予定だった
だが、どっかの馬鹿が課題を忘れてきて
放課後国語準備室に呼び出されていたんだ
まぁその後どうせ一緒に過ごす予定だしいいだろうと思い国語準備室へと向かった










国語準備室の前まで来ると中から声が聞こえた

・・・・・・・まだいんのかよ

「なぁ、先生〜今彼氏いんの〜」

中の生徒がそんな事を言うから気になってドアを開けようとした手を止めてしまう

主「それは君に関係無いだろう」

「えぇ〜関係ありますよ
それよりいるんすか、いないんすか」

主「・・・いるよ」

「!へぇ〜その人の事大事?」

主「ああすごく大事だ」

「・・・・・でも俺の方が大事に出来るよ」


それを聞いた瞬間嗚呼こいつもまゆさんが好きなんだと確信する

主「は?それはどういう「好きって事!!」・・・」

主「君の気持ちは嬉しい」



・・・・・・・うれしい?
じゃあそいつの告白受けんのか?
そう思うとどうしようもない怒りと悲しさが襲ってきた






主人公side

告白の答えを出そうとするとドアからガタッ
と物音がした。

ヤバッ人に聞かれてたのか?
慌てているとドアが開きそこに立っていたのは泣いている小十郎だった




小十郎side

ドアを開けると驚いているまゆさんがいた
その顔を少し可愛いと思いつつさっきの事を思い出す

小「そいつの告白受けんだよなぁ?」

主「は?何言って・・・」

小「まゆさんなんて大っ嫌いだ!!!」


そう叫んで出て行った
傷ついた顔をしていたが俺の心の傷に比べたらマシだ















廊下を歩いているとだんだん頭が冷えてきた

このまままゆさんと別れるのか?
「都合が良かった」とか言われるのか??
・・・・・・そんなの嫌だ

俺はまゆさんのもとへ戻る為に後ろを振り返った
振り返る前に抱きしめられびっくりしてしまう
わたわたしていると抱きついてきた人が

主「大嫌いなんて言わないでくれ」

と今にも泣きそうな声で呟いた
この声はまゆさんのものじゃなかったか?
後ろを振り返ると案の定そこにいたのはまゆさんで

主「さっきの奴の告白は断った」

小「え?」

主「私はお前しか見えない小十郎しかいらない
私はお前に嫌われたらどう生きていいか分からないんだ」

そう言って目から一筋の涙をこぼした

小「お、れも、まゆさんなしじゃ、いきられ、ない」

主「本当に・・・?」

小「う、んまゆさん好きぃ」

そう言うとだんだんと笑顔になっていき

主「私も好きだ」

と言ってくれた
顔が近づきあって口と口が合わさった
離した後俺達は抱きしめあい互いを感じていた













あの事があって以来まゆさんは前よりもっと俺に構うようになった
家ではもちろんのこと学校ではそんなに接点がないよいにしてきたのに
今や接点ありまくりだ

ま、無いよりいいがな

そう考えているとまゆさんが笑って口パクで

主「す、き」

と・・・・・・

小「お、れ、も、す、き、で、す///」

と返すと微笑んでくれた













(///好き)

(ヤベェ今すぐ食いたい)













あとがき
初の小十郎夢・・・!

小十郎カッコいいっすよね・・・

渋い!好き!!

とにかく小十郎書けて良かったです(´∀`)

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あきゅろす。
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