黒子のバスケ Short.
言わせたい 緑間真太郎  □

主「なぁなぁ真太郎・・・」

緑「何だ?」

主「好き・・・って言ってみようか・・・!」

緑「は?」


キラキラした目で見つめてくるまゆ

緑「頭までとうとうやられたか・・・」

主「ちょっ何気に酷い事言ってんの!!
だってほら・・・俺達付き合って半年以上経つけど真太郎に好きって言ってもらった覚えがない」

緑「そ!それは///」

ジリジリと俺に近づいてくるまゆ

主「ほ〜らは・や・く!!」

結構広いまゆの部屋だが、後ろに後退ったぶん迫ってくるから
壁に背中がついてしまった。

主「ほれほれ、言ってみなさい・・・
『まゆが大好き〜!」
って・・・・」

緑「むむむむ無理なのだよ!」

主「ええ〜・・・」

まゆの事はちゃんと好きなんだ///
けど、いざ言葉にだすとなると恥ずかしさが邪魔して中々言えない

緑「////」

主「はぁ〜いいよ」

は?いつもならこれで終わらずに、もっと詰め寄ってきて
無理にでも好きって言わせるのに・・・どうしたんだ?

主「俺の事好きな子に好きって言ってもらうから」

緑「は?」

今・・・まゆは何て言った・・・?

主「誰に言ってもらおうかな〜?」

そう言ってケータイを見るまゆ
だ、れかにまゆが好き・・・って言ってもらうのか・・・?

緑「うぅ・・・」

悲しくて悲しくて、ただただ涙がでてきた。
そうしたらまゆが驚いた顔をしながらこちらに来て

主「ゴメン!!
さっきのは嘘だから!!
真太郎以外に好きなんて言われても嬉しくとも何ともないから!
真太郎だけだし!」

焦りながらも言うまゆが何だか可愛くて
思わず目の前にある広い胸に抱きついた

主「うぉっ・・・
本当にごめんな・・・嫉妬してほしかっただけなんだ・・・
頼むから泣かないで」

ポンポンと頭を撫でる手が優しくて・・・
それが自分だけにしてもらえると思うと嬉しすぎて
悲しさとは逆に嬉しくて涙がでてきた

緑「まゆ・・・!
俺、は恥ずかし、くて中々、言えな、いだけ、で本当、は好き、だから
ちゃんと好きだから・・・!
他にいく、なんて言わないで・・・」

主「っ!」

自分が思ってることを全て話したら抱きしめる力が強まった

主「俺も好き、大好き、だから離れないから・・・」

放った言葉は涙声で、それが愛しくて愛しくて自分からキスをした

主「!!!」

目を開いて固まってしまったまゆが何だかおかしくて
笑った
















(し、し、し、真太郎!!もっかい!)

(無理なのだよ!!)

(いだっ!!)

(あっ・・・すまない・・・)

(・・・・・捕まえた!!)

(んなっ!)

(真太郎・・・好きだよ)

(んむっ!)










あとがき
緑間・・・ってツンデレのイメージが強いです・・・!

身長高いけどなんかモジモジしてそう・・・!

純情な感じがします!!

緑間大好きです(o^ O^)シ彡☆




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