黒子のバスケ Short.
休憩の時間は・・・ 高尾和成 □

「今から、20分間休憩!」

「「「「ハイ!!」」」」


監督のその声を聞き俺は一目散に体育館を出ていった

早くしねぇと、まゆさんに会えねぇ!

後ろでは、先輩達が生温かい視線を俺に向けていた












陸上部が練習しているグラウンドに着く
俺は着くや否やまゆの姿を探す

すると、前方から走ってくる人が


高「まゆさん!!」

主「うおっと・・・和成」


難なく受け止めてくれた、まゆさんに俺の心臓はいつもドキドキ
こうやって抱きつくと、頭を撫でてくれるのは凄く嬉しい


高「20分休憩だったんで来ちゃいました!」

主「ん、そっか・・・でもあんま無理しないでね?
疲れてる時は休んでた方がいいんだし・・・」

高「いえ、まゆさんと居た方が疲れもぶっ飛びますから!」

主「ははっありがとう」


柔らかく微笑むまゆさんに俺は当然のように赤くなる。

この人天然だからタチ悪いんだよな・・・・。

今まで、まゆさんの天然タラシにどれ程の人が惚れていったか少し嫉妬
そんな俺の内心を知ってか知らずか、陸上部の顧問の先生に


主「俺、ちょっと休憩入ります!」


と声をかけていた。


主「行こっか、和成」


ナチュラルに手を繋いできたまゆさんの手を握り返し、引かれるがまま着いていった









日陰になっている所に連れられ、木の根元に座らされる
まゆさんも俺の隣に座った

日陰の場所の面積が狭く必然的に肩がくっつく距離になる

俺のドキドキ伝わんねぇかなぁ・・・・・・


主「和成、どうかした?」

高「ん?何もないっすよ」

主「そう?なら、いいけど・・・・」


不満そうではあるが、それ以降聞いてこないまゆさん

絶対に俺が嫌そうな時は俺が話すまで待ってくれる。そういう所、本当に


高「好きだな・・・」

主「え、」

高「あっ////」


ヤッベ、声に出てた・・・・・・・
まゆさん目見開いてるし、完全に聞かれたよな今の・・・。


主「ちょっ、和成もう一回!!」

高「い、嫌っす!!」

主「い、いいじゃん!!減るもんじゃないし!」

高「恥ずかしいから嫌ですよ!」


無理、と拒否していると、いつの間にやら目の前に顔があって額と額がくっつく。

ち、近っ!!


主「かーずーなーり」

高「う、うぐっ」


必死に抵抗していると耳元に口を寄せられ甘く囁かれる


主「和成・・・」


ああ、もう、そんな声出されたら言わざる負えないじゃないっすか・・・


高「好きっす・・・」

主「もう一回」

高「好き・・・」

主「うんうん。」


そう言って一旦離れたかと思うと口に柔らかい感触が当たった


主「俺は大好きだけどね」


夏の暑さとは別に、体全体が熱くなった










(ははっ和成可愛い〜)

(//////恥ずい)

(でも、俺は嬉しいよ?和成の気持ち再確認出来たし)

(なら、いいっす)

(うん、俺の気持ちも伝わったよね?)

(ううん)

(えっ[ガーン])

(あんなのじゃ全然足りないっす/////)

(おっ////
ゴホンッ愛してるよ)

(/////俺も)

(ああもう可愛いいいいいい!!!!)








あとがき

初の高尾夢!!

高尾大好きです(*´∀`)ノ

可愛いよ、もう(m'□'m)

それにしても、めっちゃ甘く感じるのは私だけでしょうか・・・・

高尾じゃないような気もしないでもない・・・

ま、気にしたら負けですよね←



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