6
伸びた手は、架恋の足のラインを沿って付け根へと登ってくる。
「ん、ふぅ…っ」
それでも、唇は離さないまま愛撫を続ける。
レイは壁に追い込まれている架恋に絶対的な支配感を味わわせようと、その身体の自由を奪った。
「っ!!んんー!」
レイの細長い指がいきなり挿入され、架恋の膣内がそれを締め付ける。
「…そんなに俺の指がいいか?」
レイはそう言い放つと、更に激しく出し入れを繰り返す。
そのたびに、架恋の秘部からは愛液が溢れてくる。
「んひゃ…、あふ…っ」
「溢れてくるぞ…?」
「言わ、ないで…!? ひゃぁっ!」
レイの長い指が、架恋のイイ所を突いた。
それに気付くと、レイは執拗にそこを攻めだした。
ズチャ…ズプッ
「っあ、う…ふゃあっ」
(っ嫌、なのに…)
「ふ、ぁあ!、んゃ…っ!」
何だろう…何か変……
「ひぅっ!ぁ…やぁあ…」
イキそう……!!
「ぁ…、ぁああ…」
ズプ…
「っ!?…」
架恋が快楽の頂きに上り詰める寸前、レイが突然指を抜いた。
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