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都会の様な騒音はしないし、周りの人は皆優しい。

そして何より、自然が豊かだった。

今までカレンダーによって認識していた季節を、ここでは自然の景色や自分の肌で感じることが出来る。

都会には無いものが、ここにはあった。











早く家に着こうと歩みを進める架恋が、家の近くの草道まで来た時、ふと立ち止まり、上を見た。

「わあっ、キレー…」

白い息と共に洩れる感嘆の声。

見上げた夜空には、無数の星たちが存在を主張するかのように輝いていた。


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