伝説の関係
《伝説の関係》
「赤城、太陽……
《レジェンド・リッパー》か、？！」
鬼道くんが言う
「おー、よーく御存じで」
「いや、兄妹でも、やっぱ…」
何故かわたしと兄を離そうとする飛鳥くん
ダ、ダメだよ わたし目、絶対腫れてるんだから
「雪乃ー、紅夜でも呼ぶ？」
『こ、この際紅夜でも宜しいです若！』
「「「(若？)」」」
「お嬢が泣いたって本当ですか、若旦那ー？！」
『(なんか嗅ぎつけてきたー？！)』
「「「(何なのこの関係ー？！！)」」」
紅夜は心配してるのか、
若干息をきらせながら兄に尋ねる
『！ な、泣いてなんか』
「はいはーい、お姫様は時間なので
お城に帰りましょぉー」
ふざけてんのかクソ兄貴
さっきまでのやさしさ何処行った
「はーい 騎士(ﾅｲﾄ)の出番ですね」
「違うよー 紅夜は召使
姫の騎士(ﾅｲﾄ)は、俺に決まってる」
『はい二人共ー 意味分かんないからー』
―――それに、騎士(ﾅｲﾄ)はもういないから
みんなが二人に驚いてる隙に
逃げ出す
「…あ、ちょっと姫ー？」
『紅夜、頼んだ』
「はぃっ お嬢！！」
主従関係
紅夜はわたしの命第一
だから、兄貴を力尽くで押さえつけた
追ってこないように
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