十万打!
7
晴「次は時雨さんに質問だね。『ぶっちゃけ妹尾先生のこと、どう思っていらっしゃるんですか?(笑) 』だって。みんな気になってるんだね」
雨「何を気にするんだよ?さっきも言ったけど、普通に良い先生だと思ってるよ」
晴「恋愛対象的な気になるって話だと思うんだけど」
雨「ああ?恋愛対象?ないない。つーかそれ、妹尾先生に迷惑だろ」
晴「そうでもないと思うんだけど」
雨「何、お前まで凍坂とかそういう女子に感化されて来てんの?教師×教師とかって言いそうだもんな、凍坂。だからって僕をターゲットにすんな」
晴(時雨さんって、実は俺より鈍いよね…)
雨「あん?なんだよ、その顔」
晴「あー、いや、時雨さんにはフラグとか立たないのかなーと思って」
雨「立たない。相手も居ねーだろ?」
晴「いや、だから妹尾先生とか。あと…霧緒s」
雨「ぶん殴るぞ晴生クン?」
晴「ごめんなさい」
雨「つーか、凍坂じゃねーけど僕も、お前の恋愛をからかうので手一杯だよ」
晴「からかわなくていいんですけど」
雨「僕の話は終わり。次、秋嵐。『彼氏と妹のどちらかを優先するならどっちですか?』」
嵐「風璃」
晴「即答だね」
雨「ざまあみろいい気味だ」
嵐「迷うことなく風璃だな」
晴「だよねー。風璃ちゃん可愛いし」
嵐「あいつは放っといても問題ねーからな」
雨「その調子で捨ててやればいいのに」
晴「いや時雨さん、それは言い過ぎだと思う」
嵐「あー…さすがに捨てるのはちょっとな」
雨「あんな野郎、顔がいいだけじゃねーか。溺愛って、言っとくけど聞こえも良くないからな」
嵐「時雨さんはホントあいつ嫌いだよな…」
雨「お前には悪いけど、嫌いだ。晴生も嫌いだって言ってたし」
嵐「あー、そういえば言ってたか」
晴「うあ、なんかごめんね?」
嵐「まあ別にいいけどな。人から好かれる奴だとは思えねーし」
晴「だよね。あの人から容姿と経済力取ったらきっと害しか残らないと思うし」
嵐「…そこまでは言わなくてよくね?」
雨「晴生ってたまに驚くくらい毒吐くよな」
雨「さー、最後も近付いてきた次の質問は一条だな。『副会長のことどんなふうに思ってるんですか?』」
晴「!!」
雨「はい、耳栓禁止」
晴「うわーん!時雨さんの僕様ー!」
雷「前から思ってたんだが、僕様ってなんなんだ」
雨「んな事ぁどうでもいいから、答えろよ」
雷「…あー、天崎か。ぶっちゃけた話していいか?」
雨「?いいけど、何。天崎のこと好きとか、そんな話?」
雷「違う!!」
雨「じゃあなんだよ」
雷「天崎はかなり優秀だし、真面目だし、いつも俺の一歩後ろついて来るし、従順すぎる気もするけど……ぶっちゃけ、あいつはこれからも俺の補佐してほしい」
雨「………………プロポーズ?」
雷「だ、だから違う!俺が一条の会長になったときに、うちで働いてほしいっつーことだ!」
晴「…会長それ、まじ、ですか?」
雷「……ああ。まあ、お前はお前で傍に居てもらうけどな」
晴「あ、そういうのはいいです」
雷「………………」
晴「どうしよう時雨さん、俺就職先決まっちゃったよ」(こそ)
雨「あ、そこは将来も一条と一緒でいいんだ」
晴「一条グループの会長補佐?秘書?副会長?」
雨(こいつ、以外とそのへんしっかりしてんのな)
雨「最後の質問!」
晴「うわー、意外と長かったねー」
雨「無駄話が多かったからな」
晴「う…」
雨「んじゃ行くぞー。一条に質問」
晴「俺じゃないの!?」
雨「『もし副会長さんと晴生くんが目の前で仲良さげに話していたらどうしますか? 嫉妬しますか?』」
晴「なんで最後に会長…」
雷「もし、ハルキと天崎が…?」
雨(…ぶっちゃけ一条が気付いてないっつーだけで顔は同じわけだし……気持ち悪いな)
雷「嫉妬…するな」
晴「……………………」
雷「するけど、多分そんなにではないと思う。ハルキは基本的に誰とでも仲良さそうに喋ってるからな。今回だって、ずっと芦屋と二人だったわけだろ」
雨「まあそうだな」
雷「俺以外になら誰にでも抱き着くし」
晴「うおう人聞き悪い!!俺は嵐ちゃんと廉くん以外には抱き着かないよ!?」
雷「だから嫉妬は少ししかしねーな。少しはするが。ああでも、多分、仲良さそうに話す天崎にはイラッとする」
晴「は?嫉妬はしないっつったじゃないですか」
雷「いや、なんか天崎が仲良さげっつーのがなんかムカつく」
晴「は??どういうこと?」
雷「…?俺もよくわかんね」
雨(…こいつら揃いも揃って無自覚とは…。こりゃ凍坂のエサにされても仕方ねーわ)
雷「まあー…あとは、今お前らが並んでるところを想像すると……ネコにしか見えねえ」
雨「ああ、さっきの影響な(笑)」
晴「は?なんて言いました?」
雷「なんでもねえ!」
晴「はあ?」
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