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十万打!
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雨「続いてー。『皆さんの髪と目の色、髪型が知りたいです!』だそうだ」

晴「あー。ぶっちゃけ普通なんで面白くはないですよー」

雨「一応染髪禁止っつー校則あるしな」

晴「髪はー、俺と雪ちゃんは黒で、時雨さんも黒だよね」

雨「染めてた頃の名残で微妙に赤いけどな、僕は」

晴「あ、染めてたんだ。んで、嵐ちゃんが色素薄い。もう薄茶って言っても過言ではないよね」

雨「あそこは風璃も色薄いし、そういう遺伝なんじゃねーの?んで、一条が少し色味があるかんじだよな?」

晴「んー。焦げ茶みたいな?でもアレ、黒って言っても大丈夫だよね?」

雨「自然な感じだな。因みに諫早も黒髪、唯一染めてるのは風紀副委員長の風見な。あいつは染めた茶髪だ」

晴「目の色はだいたい自然な色だよね。俺は茶色が強いけど、雪ちゃんは真っ黒。あとは…あんまわかんないや。時雨さん、もー…茶っぽいね」

雨「覗き込むな。まあそこはご想像にお任せしますっつーことで」

晴「髪型は、俺は普通に首にかかるくらいの軽い癖っ毛副会長モードで髪上げてるんで、前髪は長めですよ。嵐ちゃんはストレートなのにすごく質がいい感じです。首にかかるくらいなのは同じだけど、なんて言っていいのかなー、髪型は違うよね。で、雪ちゃんが背中の真ん中くらいまでの癖っ毛です。先の方がカールしてるんですが、お母さんからの遺伝です。雪ちゃんのお母さんも超絶美人です。他は…ぶっちゃけ、容姿決まってないんでご想像にお任せします☆」

雨「ぶっちゃけんなよ」

晴「だってー、本当のことだし」

雨「…つーか僕は、凍坂夫妻がものすごく気になってきたんだが」







晴「取り敢えず次行こうか」

雨「ん。『ハルキ君の得意料理と会長の好きな料理を教えてください。』だそうだ」

晴「俺、別にできるってだけで料理得意ってわけじゃないんだけどね」

雷「弁当うまかったけどな」

晴「会長…。あれはですね、レンジに入れてチンしたら、誰でもできるんですよ?」

雷「…そんな諭すように言わなくてもよくないか」

晴「あ、でも俺一つ得意なのある」

雨「おお。それ言え」

晴「たまごやき巻くの、超得意!」

嵐「確かに綺麗だな」

晴「うお、嵐ちゃん?」

嵐「出番ないし、来てみた。晴生のたまごやきは文句なしに綺麗だ」

雨「あー、僕も見たことあるけど、白身部分が完全に混ざってて、一枚が薄いんだよな」

嵐「味も好きだし。日によって塩とか砂糖とか変えるし」

雨「基本器用でマメな奴だよな、お前」

晴「ど、どうしよう、ツン二人に同時にデレられた!照れる!」

雷(なんでこいつ俺以外にはこんなに素直なんだ…)

雨「あー、で、一条の好きなモンは?」

雷「あ?…あー、俺はだいたいなんでも食うが」

晴「これが好きーとかないんですか?」

雷「しいて言うなら、お前を食いt」

晴「会長は味音痴でおいしいとまずいの区別とかつかなそーですよね。あと、食わず嫌いとかしそう。わがまま坊ちゃんで育ってきてそう」

雷「遮った上勝手なイメージつけんじゃねえよ」

嵐「晴生。進まなそうだから渡すけど、これ、真雪情報」

晴「ん?『会長はよく食堂で和食を頼んでいる』…会長、和食派なんだーって驚きより、雪ちゃんがその統計を取ってることが驚きなんだけど」

嵐「まあ、真雪だし」







雨「次、はー……あー、晴生、いろいろ面倒だからお前向こう行ってていいぞ」

晴「…時雨さんが面倒事を俺に押し付けずに、しかも俺に回避させてくれるって、何があったの?」

雨「いいから向こう行ってろ」

晴「?はーい」

雨「あー、とだな。転校生に質問だ」

健「なんだ!?つーかアンタ誰だ?俺は武蔵…」

雨「『愛すべき副会長を愛しちゃってる王道君へ。君の好きはラブですか?それともライクでしょうか。自覚してないなら副会長を会長にあげてやって下さい。自覚してるなら雪ちゃんの制裁を受けて下さい。』だそうだ」

健「なんで俺が、晴生を雷士にあげなきゃなんないんだよ!雷士は晴生の事好きじゃないだろ!?俺は晴生が好きだ!今は晴生が、俺が制裁とかされないようにって避けてるから言わないでやってるけど、晴生は俺のなんだからな!」

雨(これが、王道ねー。面倒くせー。つーか晴生はお前のではねーよ、なんつー妄想だ)

健「制裁なんか怖くねえし!俺と晴生のこと邪魔するなら返り討ちにしてやるから正々堂々かかってこい!」

雨(お前だって正々堂々してねーくせに。つか、怖いよ、凍坂の制裁は)「……アリガトウゴザイマシター」







晴「武蔵くん来てたんだね…ありがと、時雨さん」

雨「感謝は形で表せ」

晴「…今度なんか持って行きます」

雨「よろしい。んじゃ質問の続きな。『会長へ抱く感情をパーセンテージで表したら、恋愛感情は何パーセントですか?』」

晴「ゼロパーセントです」

雨「嘘はよくねーなぁ」

晴「嘘じゃないもん。親愛とか友愛なら、あるかもだけど、恋愛は、ない(と思う…)」

雨「ま、基本他人に対しての自分の感情とかわかんねーような奴だからなあ、お前は」

晴「そうそう。自分のことなんて自分ではわからないもんだよ。まあ会長に恋愛感情は(多分)ないけど」

雨(これ、もう少ししてから同じ質問したら面白そうだよな)







晴「続いて秋月様、ありがとうございます。『好きなタイプはどんな人ですか?もちろん男で←』ですが、特にタイプはありません以上」

雨「早いよ。つーか、お前もっとちゃんと答えろ」

晴「だってないものはないんだから、仕方ないじゃん」

雨「…わかった。じゃあ、憧れの男性像みたいなのを言ってみろ」

晴「?そりゃ、諫早みたいな人でしょ。あんな人がお父さんだったらすごいいと思う」

雨(風見、大正解)

晴「かっこいいし、優しいし、怒るときは怒るし、賢いし、冗談通じるし、ついて行きたくなるよね」

雨「じゃあ、仮に…仮にだからな。お前が男を好きになるとして、諫早みたいな奴と付き合いたい?」

晴「…その前提がどうかと思うんだけど」

雨「いいから答えろ」

晴「凄まないでよ…。んー、諫早は少々奥手すぎるんだよね。ぶっちゃけあれじゃ不安になりそう。あと、完璧でいい人なんだけど、もう少し欠点とかあってもいいんじゃないかなーとかも思うよね。それに恋人なら、ついて行くより横を歩きたいかなー、とかも思ったり…。相手がバカで残念な風見だから、諫早は均衡がとれてるんだと思う」

雨「つーことで、晴生のタイプの男は、かっこいいけどちょっと残念で、優しいけど押せ押せな感じの奴っつーわけだ」

晴「え、なんでそうなるの?心理テスト?」

雨「別にそんなもんじゃねーよ。ま、簡単にそんな感じじゃね?って話」

晴「えー?」

雨(その特徴に誰が当てはまるかとかは考えないわけな)





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