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十万打!
眩暈がする!

晴「さーて、バトン戻って来ましたよ!じゃあ答えて行こうか時雨さん!」

雨「お前、無駄話多いって言われたの気にしてるだろ」

晴「う……気にしてないもん」

雨「晴生クンが気にしてるみたいだから質問行くか」

晴「気にしてないってば!」







雨「瀞嘉様からの質問だ。ありがとうございます。あ、高森兄への質問だな」

曜「はい」

晴(モードチェンジがあぶねえ…)

雨「『弟の廉の一番可愛いと思う所はどこですか?』だと」

曜「廉の可愛いところ、ですか…しいて言うなら……全部、ですかね」

雨「…は?」

晴「………」

曜「最近構ってくれませんが廉は基本兄想いのいい子なんです。見た目こそ少し素行の悪い生徒と思われそうな感じにしていますが、真面目で優しいんですよ。普段は呼び捨てなんですが、たまに『兄貴』と呼んでくれるんです。言った後で照れてるところが可愛いですね。あと、この間実家に帰ったときに誰かに電話しようか迷っているところが可愛かったです。後は…」

雨「…なあ晴生。あいつ…」

晴「うん。ブラコンなのは知ってたけど…まさかここまでとは」

曜「ところで副会長」

晴「え、あ、はい?」

曜「この間、廉から電話がありませんでしたか?聞いても教えてもらえなかったのですが」

晴「え、(あ、もしかして里帰りしてるから土産何が良い?って電話してきてくれたやつ?あんたじゃなくて真雪さんの食べれるもんだよってツンデレられた、アレか)…多分なかったと思います」

曜「そうですか」

雨(晴生の奴、面倒だから適当言ったな…)







雨「続いて質問『目眩の晴生くんと会長に質問です。ヌード写真を撮るとしら相手はどんなシチュエーションが似合うと思いますか?』」

晴「初っ端からキワモノ来た!」

雨「つーわけで一条。どうだ?」

雷「ああ?そうだな…。真っ白のベッドに横たわって、シーツで見えるか見えないかの際どいところまで隠してる方がいいな。あ、浴衣とかでも、エロくていいかもな。どっちかっつーと背中を見せた方が色っぽい気がする。あとは間接照明で……って、ハルキ。遠いんだが」

晴「近寄らねーでくれませんか変態」

雷「は、おま、質問に答えただけだろうが」

晴「俺、この人怖い」

雷「ちょっ!どんどん距離を開けていくな!」

雨「因みに晴生の答えは?」

晴「え?好きにすればいいんじゃないかな?」

雷「なんで一瞬でここまで心の距離が開いたんだ…」

晴「知りませんよ変態会長様。あんたなんかコートばってやる典型的な変質者でもやってればいいよ」

雷「芦屋、俺はなにか悪いことをしたのか」

雨「…僕知らね」







晴「変態さんには退出してもらって、続いては時雨さんに質問だね」

雨「お、僕?」

晴「『ぶっちゃけ妹尾先生のことどう思ってますか?』」

雨「妹尾先生?」

晴「妹尾先生」

雨「どうって…真面目でいい先生だと思うけど」

晴「それだけ?」

雨「え、あと…あー、優しいよな。生徒にも人気だし、先生の間でもわりと評判いいぞ」

晴(………妹尾先生、がんばれ)







雨「続いて質問、『皆さん(特に雪ちゃん!)、初恋はいつですか?どんな人??』だそうだ」

晴「あー、俺、初恋とかよくわかんないや。特に他人に恋愛感情を持ったことはありません」

雨「うわ。お前小中共学だったんだろ?そういうのなかったわけ?」

晴「全然。告白されたことはあるけど、やんわり断ってたなー。時雨さんは?」

雨「あー?……覚えてねえよ。多分あれだ、幼稚園の先生とかそんなんだ」

晴「うわ、この人ガチで覚えてない。えー、じゃあ他の方々はアンケートとってきてます」

嵐:一応、霧緒…だけど。
廉:…中学の時、先輩。
諌:風見だな。
風:小学校の頃、近所の高校のおねーさん。
雷:初等部の頃実家の近所に居た同い年くらいの奴。

晴「いちいち聞いてたら話が長くなる人ばっかなのでまとめてみましたー。が、特にって書いてあったので雪ちゃんだけは聞きますよ!」

雪「私の初恋?そんなのどうでもよくない?」

晴「質問来てるんだからそんなこと言わないの。俺も気になるし」

雪「んん…私も晴生くんと同じなんだけどー…しいていうなら、小さい頃は本気でお父さんのお嫁さんになりたかったよ」

雨「お前がぁ!?」

雪「時雨さん、それ失礼ですよ」

雨「いや、意外すぎて…。なあ」

晴「ううん…でも、納得といえば納得かな。雪ちゃんのお父さんは、本気でかっこいい」

雨「そんなに?」

晴「うん。俺的には霧緒さんよりかっこいい」

雪「あんな顔だけの人なんか目じゃないですよ、うちのお父さんは」

雨「めちゃくちゃ気になるんだが…」







雨「続いて匿名子様から質問。『「眩暈がする」の晴生くんと雪ちゃんに質問です。二人が初めて会った時、雪ちゃんは既に腐っていたんですか?また馴れ初め(?)なんかも教えていただきたいです。』」

晴「雪ちゃんは完全に腐ってました」

雪「否定はできない。馴れ初め…は」

晴「俺が雪ちゃんに話しかけたんだよね」

雪「だね。取り敢えず番外編であげるみたいなのでそのうちね」

晴「うわー、ジャスト中二病の頃の話だ…」





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