[携帯モード] [URL送信]

五十万打!
1

雨「最初の質問は十理さまだな」

晴「いつもありがとうございます!」

雨「『ハルくんへ。好きな売ってるお菓子は何ですか?会長にはおっとっとが似合うと思います!』だそうだ」

晴「会長…おっとっと…確かになんか似合う」

雨「どういう基準だよ」

晴「なんかこう、小さいお菓子の海洋生物を食べてる感じ?くじらとか特に似合う気がする」

雨「お前それバカにしてるだろ。一条呼ぼうか?」

晴「してないよ!?呼ばないでいいよ疲れるから!」

雨「仮にも恋人を疲れるって」

晴「う…、っで!ええと俺の好きなお菓子ね!某チロルが好きかなー。きなこもちがおいしくて。あとー…小枝とか?某有名ドーナツとのコラボは素晴らしかった」

雨「お前市販の菓子好きだよな。よく飴とかもポケットに入れてるし」

晴「飴はミルキーが好きかな。でもまぁ結構なんでも好きだよ。新しい味とか出てたらつい買っちゃうもん。あ、でもどっちかというと俺はスナック菓子よりはチョコとかの方が好き」

雨「ふうん」

晴「抹茶味とかも卑怯だよね…。つい手が伸びるもん」

雨「へぇ」

晴「時雨さん興味ないでしょ」

雨「うん」

晴「はっきり言わないで!?」







晴「時雨さんが聞いてくれないので次行きます…。次は時雨さんに質問だね!」

雨「僕?」

晴「『自分のことを僕って呼ぶのって、なにか理由とかあるんですか(*´`)?(男の子だし中学とかで俺、って言い変える人も多そうですし…)でもそんな時雨さんも大好きです』だって」

雨「ありがとうございます。うん…僕の場合は逆、なんだよな」

晴「逆?」

雨「中学の…二年かくらいまでは「俺」だったんだよ」

晴「マジで?なんで僕になったの?」

雨「…中等部もさ、僕はまぁこの学園の生徒だったわけだ。で、中二で風紀委員長やってたわけだ」

晴「?うん」

雨「でさ、お前がよく言うじゃん、僕様…って」

晴「雪ちゃん発祥だけどね?」

雨「それはどっちでもいいけど、とにかく同じようなことを思う奴が居たんだよ、僕が中学の頃も。で、そいつが中学生の僕に言ったわけだ」

晴「なんて?」

雨「『芦屋委員長と峰藤会長って、風紀委員長と生徒会長でW俺様だよねっ!』って」

晴「…あー…展開読めた」

雨「あいつと同じっつーのがどうしても許せなくて、まぁそいつのことはぶん殴って、一人称を変えたというわけだ」

晴「どこまでも霧緒さんのこと嫌いだよね…」

雨「あいつと共通点があるっつーだけで吐き気がする」

晴「寧ろどうやったらそこまで他人に嫌われるのか知りたい……いや、やっぱ知りたくないや」







雨「あんな奴の話するのも嫌なので、次。ななし様からだ。ありがとうございます。『晴生くんに質問です! 会長の前で会長の好きな所ベスト3を言って下さい』」

晴「うわぁさっそく来たよこういう質問!!」

雨「というわけで一条ー」

雷「ほお。それは気になるな」

晴「気にしないでいいよ!呼ばないでいいよ!!」

雨「会長の前で、って書いてあんだろ」

晴「うう…好きなとこ……」

雨「はい第三位」

晴「かっこいいとこ……」

雨「それは顔か」

晴「いや、なんていうか…見た目もだけど、仕草?いちいちかっこいいっていうか、なんだろう、品があるっていうか」

雷「副会長モードのお前には敵わないけどな」

晴「そういうキザな台詞も軽く言えるのがすごいと思います」

雨「…次。二位」

晴「………優しい、とこ?本気で嫌なことはしないで待っててくれるし…」

雨「…何お前、(第四章終了現在)手出してないの?」

雷「晴生が怖いっつーからな」

晴「ってええ!何普通に話してんの!!」

雷「別に隠すことじゃないだろ?つーかお前が言ったんだしな」

晴「そうだけども!!」

雨「…なんか、最初からイチャつき過ぎてて僕が辛くなりそうな気がするんだけど」

晴「へ?」

雨「なんでもない。じゃあ第一位」

晴「うーん………、…早々に雪ちゃんに下ったとこ?」

雷「は?」

雨「え」

晴「ホラ、会長わりと最初から雪ちゃんの言いなりだったでしょ?雪ちゃんのこと嫌いな人は俺も好きじゃないと思うんだよね。あと、雪ちゃんと仲良くしてても文句言ってこないのが助かる」

雷「……………」

雨「っくく…いち、一条へこむなって…こいつがこういう奴だってのは知ってたろ…」

雷「笑いながら言ってんじゃねぇよ…」







雨「一条がへこんで帰ったので次行くぞー」

晴「なんかすみません…」

雨「僕的にはこの方が愉快でいいな。次はあまぎ様からだ。ありがとうございます」

晴「『晴、雪、嵐、雷、雨…と天候に関係する名前の方ばかりですが性格に反映されていたりするんですか?』だって」

雨「ぶっちゃけたところ最初はその予定だったらしいな」

晴「そうなの?」

雨「大きく見るとまぁ、そんな感じらしい。お前とか…特に凍坂は顕著なんじゃないか?」

晴「まぁ雪ちゃんはね」

雨「まぁこじつけくさいけどな。一条の雷なんかはもうほとんど出てないし。あんなのただのヘタレだからな」

晴「時雨さんはっきり言い過ぎだよ…確かにヘタレだけど」

雨「認めるのかよ」





[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!