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五十万打!
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雨「続きましてタコ様からの質問です、ありがとうございます。『天崎晴生くんに質問です。今までで告白したor告白された回数って覚えてます?大体でも構いません^^』だそうだ」

晴「うええ…俺…?」

雨「お前以外に天崎晴生くんは居ねーだろ」

晴「そうだけど…あんま覚えてないんだよね…」

雨「そうなのか?お前そういうの覚えてそうなのに」

晴「この学校に来てからは、会長含めて…五人くらい?」

雨「意外と少ないな?」

晴「そうでもないと思うけど…。まぁ副会長になってからはないし、なる前も基本常に雪ちゃんと居たからねー」

雨「なるほどな。んで、中学以下では?」

晴「あー、それがいまいち覚えてないんだよね。でもやっぱり…五人くらい…かなぁ?」

雨「それは全部女子なのか?」

晴「…………」

雨「男子も居たのか」

晴「突然面白そうな顔するのやめてよ…。一人だけだけどね…居た」

雨「ほう。一条に言ってんのそれ?」

晴「え、別に言うようなことじゃないでしょ」

雨「言ってやろうか」

晴「…言うようなことじゃなくない?」







晴「続いてシオン様からの質問です。『会長と晴生君に質問です。もしも自分があと少ししか生きられないならば相手に何をしてあげることが出来ますか?また、どんな言葉を残しますか?』…だそうですが」

雨「ディープな質問来たな。一条が来る前にお前答えといたら?」

晴「うーん…あんまそういうこと考えたことないから難しいけど、一緒に居てあげる、とか。最後まで一緒に居て、最後にお礼言って…みたいな」

雨「まぁ、妥当だな」

晴「そういう言い方されると微妙だなぁ…」

雨「ま、それは晴生の言ってることであって、多分僕は実際そうなったら晴生は一条から離れると思うけどな」

晴「そう?」

雨「ま、一条が来たからお前の話は終了で。一条、質問だぞ」

雷「あ?…何をしてやれるか、か」

晴「え、これ俺はここに居るの?」

雨「当たり前だろ」

晴「えー…」

雷「…多分俺は、そういう余裕はないな。何かしてやるじゃなくて、してもらいたい。一緒に居てほしい。最後に言うならやっぱ、好きだってことか」

雨「…一条の勝ち」

晴「なんの戦いだったの今の!?」

雨「自分のことわかってる方が勝ち。一条の性格ならそういう感じだし」

晴「時雨さん基準じゃん…」







晴「次!石ころさまからですありがとうございます!『最強の腐美少女な雪ちゃんは もし自分が男の子だったら受け攻めどっちだと思いますか? 傍観者位置はなしですよぉ? 私的には誘い受け希望ですw』」

雪「自分の属性を言えと言われましても」

雨「お前でもやっぱ自分になると嫌なの?」

雪「嫌というか、わかりませんね。晴生くんや時雨さんも自分の属性とかわからないでしょ?」

雨「つか考えたくもねーよ」

雪「因みに時雨さんは僕様受け、晴生くんはユルデレ受け」

晴「ユルデレって何!?」

雪「というわけで知り合いの腐男子さんに聞いてみました」

晴「…え、知り合いの腐男子さんってなに。誰?」

雨「反応しすぎだろ」

雪「えー、腐男子Sさん曰く『腹黒鈍感クーデレ受け』」

晴「意味がわからない」

雪「普段は腹黒クールで、なぜか後輩攻めに絆されちゃうらしいです」

雨「言われてもわかんねーよ」

雪「そして腐男子Rさん曰く『腹黒無自覚誘い受け』」

晴「どっちにも腹黒って言われてる!?」

雨「つーか結局受けなわけな」

雪「まぁ一応、元が女子ですからね。本当は一番いいのが晴生くんと会長を傍から見守ったりする傍観者なんですけど、ダメって釘刺されちゃいましたからね…あ、でももし男の子なら、晴生くんと会長を応援しつつ横から晴生くんにちょっかいかけて会長の嫉妬を誘う役とかは是非やりたいですね」

雨「やめてやれ。一条が可哀想だから」







雨「次はゆい様からだ。ありがとうございます『皆さんに質問です。カラオケではどんな曲を歌いますか?また、誰が一番上手いんですか?』だと」

晴「カラオケっていっても…行かないもんなぁ」

雨「全寮制だしな」

雪「私行ったことないよ。晴生くんとはそういうの絶対ないし、女子の友達とか居ないし」

晴「それは言わなくてもよくない…?」

雷「俺もだな。話には聞いたことがあるが、どんなものなのかもよく知らない」

晴「あー。俺も中学の頃大人数で行くのに適当に連れてかれただけだし、歌わなかったしなぁ」

雪「そして私は歌とかまず歌わない。曲とかもあまり聞かないかな」

雷「一応洋楽とか聞くが、歌うもんじゃないしな」

晴「はやりの歌とか、CMで流れてるものとか口ずさむくらいで基本歌ったりしない」

雨「…お前ら全員現代っ子じゃないよな」







晴「次は美寿々さまからです、ありがとうございます!『廉くん!ズバリ今、曜くんに言いたいことある?本人の前で言っちゃって!!』だって廉くん」

廉「曜に言いたいこと?」

曜「…何かあるなら言ってくれ」

廉「え、いや…つってもなー…(武蔵のことは全部話聞いてるから興味ないって知ってるしな…)」

晴「日頃のお礼とかそういうのでもいいんだよ?」

廉「そういうのなのかコレ?」

晴「わかんないけど。言いたいことって言ってるだけだからねー」

曜「…………」

廉「…あー。じゃあ一つだけ」

曜「!なんだ?」

廉「俺がこの人と話してる時にその恨めしそうな顔するの、ちょっとやめてほしい」

曜「……………」

晴(…高森ショック受けてるし……)

廉「いや、まぁ、あれだし…別にこの人と話してても曜が兄貴なのは…変わらないし……」

曜「!廉…」

晴(廉くんがデレた!?)








雨「次。『会長に質問!はるきくんに着せるなら、裸エプロンor会長のシャツ一枚、どっちがいいっすかね?そしてその後はもちろん着衣ぷれいですよねv←』」

晴「ていうか時雨さん、なんでさっき一言も発さなかったの」

雨「高森兄の方とはほとんど接点ねーもん。つか、体よく話逸らそうとするな。一条ー」

晴「呼ばないでよ!!」

雷「シャツだな」

晴「そして即答!!」

雷「いや、これは当然シャツだろ。白シャツから足が覗いてて、恥ずかしくて裾引き下げてるところとか…ヤバいな」

晴「………」

雷「晴生は着衣プレイとか似合いそうだし……、あ」

晴「…会長、ちょっとしばらく近寄らないで」

雷「悪かった!悪かったから!!」

雨「お前らホント…」





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