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五十万打!
3

雨「凍坂、退場。あいつなんなの…」

晴「あはは…次はみのり様です。ありがとうございます!…あー……時雨さん」

雨「あ?」

晴「ちょっと退場しといて」

雨「はぁ?」

晴「いやー…うん、いいからいいから」

雨「ちょ、なんで僕が……」

(時雨、退場)

晴「はい、時雨さんがいなくなったところで『妹尾先生に質問です。 もしBL的ステキ設定のもと時雨さんが半猫化して目の前に現れたらどうしますか?猫耳+しっぽに加えてのしたったらずなネコ語・・・とかだったらどうします?「せにょおせんせー、ぼく・・・」なんて言われたら ハアハアしちゃいますか(笑)』だそうです、妹尾先生」

妹「ぶはっ!な、な……」

雪「どうしちゃうんですか?」

晴「って、雪ちゃん」

雪「晴生くんだけじゃこの手の質問はダメだと思って来ました」

晴「どういう意味!?」

雪「はい、妹尾先生。どうされるんですか?襲いますか?」

妹「凍坂っ!そ、そんなことするわけないだろ…」

雪「じゃあただ見てるんですか」

妹「…写真撮って持ち帰る、とか」

晴「……妹尾先生は変態さんだったんですね」

雪「というかムッツリですね」

妹「お前らな!だいたい俺は純粋に芦屋先生が好きなのであって、近くに居るだけでも嬉しいんだよ!…まぁそういう気持ちがないわけでもないが…そういうことは思いが通じてから…」

雪「まぁ質問自体はハアハアしちゃいますかってことで襲うとかではないんですけどね」

晴「寧ろ質問的には答えはイエスだったってことだね」

妹「…………」







晴「はい、時雨さんおかえりー」

雨「ったく、なんで僕が退室してないといけねーんだよ。質問見せろ」

晴「あ」

雨「…なんだこれ。お前ら…こういうの妹尾先生まで巻き込むなっつってんだろ。失礼だから。そして僕は絶対こんなことにはならない」

晴(相変わらず脈ないなー…)

雨「わかったな。次の質問行くぞー。瀞嘉さまからだ」

晴「いつもありがとうございますー!『雪ちゃんへ質問。諫早と風見は大人の階段を上ったんでしょうか?間近で見ていてどうですか?(腐的な意味で)』…って、相変わらずすごい個人情報!」

雪「えー、これはせっかくの質問で非常に申し訳ないのですが…わかりません」

雨「あ?あんだけバカみたいにくっついてんだからしてんじゃねーの?」

雪「あれだけラブラブだから逆にわからないんですよね…。すぐにやっちゃったようにも見えますし、未だに純情続けてる気もするし、みたいな」

雨「風見の様子見てわかんねーの?」

雪「副委員長はいつも元気ですけど、委員長が真面目ですからね…次の日の学校に響かせるようなことをするとは思えませんし」

雨「あー、なるほどな」

晴「ていうか雪ちゃん、女の子なのに堂々と話し過ぎだよ…」

雪「女の子って晴生くんが思ってるほど純粋じゃないんだよ。ああでも、もし晴生くんと会長なら、多分すぐにわかるんでしょうけどね」

晴「なんで俺の話になった!?」

雪「会長は多分次の日のこと考えないでしょうし、晴生くんが絶対、かなり恥ずかしがって一日は会長から逃げるでしょうからね」

晴「…………」

雨「否定できないってか」

雪「その分委員長と副委員長は変わらなくてわかりにくいですよ。まぁ個人的見解でいくと…多分、もういただいちゃってると思いますけど…事実はやっぱりわかりません」







雨「次の質問。……は、晴生、退場」

晴「今度は俺?」

雨「これは優しさだ」

晴「時雨さんの優しさは信用できない」

雨「お前は僕をなんだと思ってんだ…」

(晴生、退場)

雨「あー、774様から武蔵健に質問だ。『武蔵くんってどっちの意味で晴生君が好きなんですか?押し倒したいの?押し倒されたいの?』」

健「なっ…俺は晴生と不純なことがしたくて晴生を好きなわけじゃない!」

雨「性的な意味で好きなわけではないと」

健「当たり前だ!体目当てなんて最低だろ!」

雨(めんどくせ…)「でも恋人になったら確実にそういう行為を伴うだろ。だとすればどっちなんだって質問だ。早く答えろよ」

健「なんだよ!お前さっきから態度悪いぞ!」

雨「じゃあお前は天崎とそういう行為をするつもりは一切ないっつーことでいいな」

健「ま、そういうわけじゃねぇよ!人の話は最後まで聞かなきゃダメなんだぞ!」


雨「だったら早く言えや…!」

健「晴生はそういうの疎そうだからな!どっちかというと俺がリードしてやらないといけないだろう…」

雨「ハイ押し倒したいそうでした。王道にまで受けって、副会長モードダメなんじゃね?以上」

健「おい!!」








晴「ちょっと…さっきの質問なんなの……」

雨「お前は結局ネコだっつー話だ」

晴「やめてよ…向こうで会長が武蔵健殴りに行こうとするの止めるの必死だったんだから…」

雨「それは悪かったな」

晴「時雨さんが謝った…!?」

雨「だからお前は僕を…まぁいい。そんなお前らに落ち着く質問だ。鶫さま、ありがとうございます」

晴「ありがとうございます。落ち着く?」

雨「『晴生くんと会長へ。お互いのいいところを10個言ってください!言えなかった方を私がいただきます』だそうだ」

晴「落ち着かねぇ!!」

雷「まず可愛いとこだな」

晴「そしてやっぱり早いな会長!」

雷「それに誰に対しても真摯なとこ。恋人としてはあまり良くないかもしれねーけどな。真面目なとこ、一人でも頑張ろうとするとこ、すぐ照れるとこ、笑顔が可愛い。副会長モードだと苦笑が似合ったり、ああ、あの一歩後ろをついて来るのが実はかなり嬉しい。お前は妻かと言いたいな。見た目ももちろんだし…」

雨「次ラストだぞ」

雷「あ?あー…いろいろあるが…やっぱ、俺を好きなとこ、か?」

晴「〜〜ッ」

雨「…なるほど、それが俺様スマイルっつーやつか」

晴「時雨さんっ!!」

雨「ハイハイ。で、次はお前だぞ。言わねーと一条は鶫さまのものだ」

晴「う…えー…かっこいいとこ、俺様なのに優しいとこ、俺様なのに俺が他の人と仲良くしてても許してくれるとこ、俺様なのにヘタレなとこ」

雷「…取り敢えず『俺様なのに』のフレーズから離れてくれるか?それ、いいとこじゃないだろ」

雨「いや、いいとこだろ。多分『俺様』の基準は秋嵐バカのクソ野郎だからな」

雷「そうなのか…?」

晴「あと、やっぱ待っててくれるとこ、嘘ついてても許してくれたとこ、…あと早々に雪ちゃんに下ったとこ、雪ちゃんの言うこと聞いてくれるとこ、俺が雪ちゃん大好きでもゆるしてくれるとこ……んで、俺なんかを…す、好きになってくれたとこ……です」

雷「…可愛い」

雨「いやいやいや、それでいいのか。ラス前三つおかしかっただろ。いや、晴生にしてはおかしいわけじゃねーけども」

雷「こいつの雪女好きは慣れた」

雨「なんか僕が疲れて来た…」




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