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テニスの王子様 
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あの後、R陣を引っ張るようにテニス部に行ったけど朝練の時間は終わろうとしていた。

「もう、終わるわね。走っている部員達!もういいわ練習終わりよ。一年はかたずけね」

私がそう言うと走っていた部員は地面に倒れて行き、一年は急いでかたずけをし始めた

「神咲…俺達は」

あ、今ならあの女いないから聞いてみようかしら…
リョーマを何で傷をつけるような事をしたのかてちゃんと復讐する前に聞いてあげなきゃね。

「ねぇ何で越前君に怪我をさせたりしたの?」

そう言うと、表情が数人悲しげにR陣の表情が曇った
後の数人は怒りがあるように見えるけどその中に後悔が
ある

「何でその事を澪が…」

そう言ったのは大石。リョーマの事を初めは信じていたけど最終的に敵に回った

「私に分からない事なんてないわ。ま、否定しないってことは本当に傷つけたのね。それはどうしてかしら?桃城君、越前君と仲良かったわよね」

何でリョーマを傷つけたりするの?どうして信じてあげなかったの…

「それは…俺にも分からないんです。あの時、恵梨菜が泣いてて越前を見たら急に怒りが沸いてきてそれで…」

怒りが…ね。それだけじゃあまだ分からないわね

「不二君貴方は?」

「僕は…「せんぱ〜い!もう部活おわりますよ〜」

不二の声を遮ったのはあの女…邪魔しに来たのかしら

「貴方達のお姫様が来たみたいね。また、放課後に話を聞かせてもらうわ。」

不二君に私がそう言うと小さく頷いた


私が話が終わったのを見計らったのか一年生が終わりましたと報告しに来た

「そう、もういいわ。二年、三年も早く教室に戻りなさい。遅れないようにね」

部員達は散らばっていき、R陣と女と私だけになった

「早く手塚君達も行きなさい。私からの話は終わりよ」

私はそう言ってコートを出て行こうとした。

「澪!何処行くのさ!?俺達も早く行かないと」


「私?帰るのよ。放課後の部活までには、戻ってくるわ。じゃあね」

そう言って今度こそテニス部から離れていく。私をもう引きとめる人なんかいなかった


さ、私は皆に今分かった事を報告ね

皆に急いで屋敷に集まってって言わなきゃ

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