[携帯モード] [URL送信]

テニスの王子様 
1
越前side

はぁ…リョウ(義魂丸)の奴、俺に刃向かうなんてどう
いう事。俺よりあんな人間達がいいなんて…
どうせ、異質な存在とばれたら裏切られるに決まって
るのに馬鹿だよ。まぁいいよ、代わりなんていくらで
もいるし…ま、後で後悔して戻ってきても処分するか
らいいや


「この気配…虚。…でも、あれ?消えた」


一瞬、確かにあった気配が完全に消えた?何で、他の
死神の仕業?でも、気配なんて近くに無かった。何か
がおかしい…。これは、報告した方がいいかもしれな
い。何だか嫌な予感がする


「精市に先に連絡をしとこうかな。今は、まだ学校か
な?」

精市は、人間を少ししか思ってないみたいだけど他の
仲間には、悪いと感じる。怯えていたり、恐怖を感じ
てる子達や怒りがある子もいるから。まぁ危険な子には、二人ペアだけど…
そう言えば、光と謙也にそれぞれ会わせた事なかった
かも…謙也は、光のこと知ってるけど…光はまだ知ら
なかったよね。でも、もう挨拶ぐらいはしたかな…


その内…様子でも見に行こうっと…


でも、他のみんなは何してるのかな


「おい、リョーマ。こんな所に居やがったのかよ…。
授業ぐらい受けろよな…」

あ〜そう言えば、此処学校の屋上だったなぁ…忘れて
たよ。もう少しで、これを脱いで大変な事になってた
かもね。屋上で人が死んでる!みたいな?何か考えてた
らおもしろいかも…

「おい!一護!!この方は…」

ルキアが注意を促してくれてるけど別に構わないのに
なぁ…

「いいよ別に。気にしてないから」

この人間は信用できる。尸魂界を何回も救ってくれた
人物で他の隊長格からも信頼も厚いしね

「で、授業だっけ?…無理。俺は、今から用事がある
から一護もよくさぼってるでしょ?」

そう思い、キャンディーを一つ飲み込む。

「じゃあ後は任せたよ。俺は少し用事があるから、最後に君の名前はリョーだから…」


「はい、分かりました。越前様」

そう言い残して俺は、一護が何か言う声を無視して瞬
歩でその場を離れる。まぁ用事は後回しにしてもいい
んだけど… もう、学ぶ事は尸魂界でしてきたしね。
それに一護の説教なんて聴きたくないし…

そう思いながら、精市の所へ向かう



一護side

「なぁ、お前はいいのか?その…消耗品のように
次々使われてさぁ嫌じゃあないのかよ」

あ、こいつはもしかしたら知らねぇかもしんねぇ…
じゃあ言うべきじゃあないのか?

「…何が?あ、他にも居るのにって事に?そんな事気にしなくてもいいじゃん。どうせ、俺達はアンタの言う通り消耗品だからね。いらなくなったら壊されるし…今、使ってるやつもいずれね」

こいつから語られる話は、悲しすぎる。何で…コンのように嫌とかはっきりいわねぇんだ。こいつ等だってそう言った感情ぐらいあるはずだろ?

「ねぇもういいよね?俺は、主に言われた事を実行しな
いといけないから」


「すまぬな。引き止めてしまってもう、構わぬぞ」

そう、ルキアが言うとお辞儀を軽くしてそのまま行っ
てしまった


戻る進む

あきゅろす。
無料HPエムペ!