テニスの王子様 4 「ふぅやっぱり自分の屋敷が一番」 南次郎さんの家でも構わないんだけど…青学連中が迷惑かけたりしたら大変だし… 「テレビでも見てみようかな」 テレビをつけると青学のニュースがしていた。青学の校舎は、窓が何枚も割られていて怪我人も出ている。それも全てテニス部の人間だと言う事 「…私は悪くない絶対に」 あの人達が私を俺を先に裏切ったんだから…信じてくれなかったんだから もし殺されたって… 『越前!一緒に練習しようぜ!!』 そう言って笑っていた桃先輩 『おちび!』 何時も急に抱きついてきた菊丸先輩 それに俺にボールが当たりそうになって自分を盾にしてまで守ってくれた海堂先輩…他にもたくさん 「何で…信じてくれなかったの先輩」 私の瞳から涙が溢れる。思い出されるのは、あの楽しかった青学での時間。でも、この問題がもし解決しても私はもう青学には戻れないよ 私はそんな事を考えながら意識が落ちていった 「よし、これでいいか。樺地コレを…」 「ウス」 リョーマ、青学にはと真実を教えてやる。その後は、 お前はどうするかを考えろよ。本当は少し元に戻りたいと思ってるんだろう? 「あのリョーマを嵌めた女についてもう少し探って みるか」 青学でどんな手を使ってあいつ等を騙し、リョーマを悲しませたのか後悔させてやる。 もう、生きてる事が嫌になるぐらいな! 戻る進む |