テニスの王子様
3
景吾がいるで在ろう生徒会室。そこにノックをし中に入ると景吾が優雅に座って此方を見ていた
「何だか私が来る事を知ってたみたいだね」
「フン、俺様に分からない事なんて無いからな」
何時もながら景吾は変わらない。俺様だ…
「で、リョーマお前はどっちのお前で生活する気だ?」
きっと男か女かと言う事か…それとも素で過ごすかの
問い?後者なら素で生活する。此処には信じられる人達も居るし…その前にそんなに素の私と演じる私変わらないよね?皆、違うって言うけど
「………」
「どっちの制服で過ごすって聞いてんだ」
「あぁそっちね。私は女の本来の姿で過ごす。アンタの仲間は初めから信用できそうだしね」
今のとこ日吉さんとかが信用でそうかな
「フッそうかなら今日の夜にでも用意しといてやろうか?だが、その前にその汚れてる服の着替えを持ってきてやるよ。」
軽く怪しげな笑みを浮かべて
景吾がパチンと指を鳴らすとメイドが服を持ってきた。それは、短めのドレスだった。私が動きにくいと言って
文句を言って作ってくれたものだった
でも…コレを着るの?本家の家でもないのに?
「お前の爺さんが少し前に氷帝に送ってきたんだ…」
コレを着るの?えぇ、…嫌だな
「あからさまに嫌な顔をするなよ。他の普通の服も用意してあるからな?その服を一回で良いから着てやれ」
「ま、一回ぐらいなら」
私は、そのドレスを着た後、景吾に用意してもらった服を選んで学校の見学をすることにした
今からどうしようかな…日吉さんのクラスにでも探して行ってみようかな?結構あの写真とかで時間とか掛かったからもう少しで休み時間になりそうだし
それにしても景吾が学校側に言ってあるから注意はされないけど…青学とは違った視線が刺さる
あの後、歩き回ってやっと日吉さんのクラスを見つけた。でも、授業が長引いているようだった。しかし授業の質が全然違う。
「明日からこの学園で生活するんだ」
それから授業が終わり日吉さんがバタンと扉から音を立てて出てきた
「さっきぶりだね」
「そうだな…その前にその服装」
日吉さんは相変わらず…てかこっちを余り見ない
「お、ホンマに越前やったんやな。その前に日吉から少し離れてやり」
「え?…分かった。え〜と偽不、違うかな忍足先輩?」
「お、覚えてくれとったんやな。お姫さん。そや、どうせやったらテニス部のマネージャーにならん?景吾もえぇと言うやろうし」
へぇ忍足さんが景吾って…もしかして?まぁいっか興味ないし
「楽しそうだね。じゃあ明日からよろしくね氷帝の
先輩達」
何だか楽しくなりそうかもね…
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