[携帯モード] [URL送信]

テニスの王子様 

「ふぅ…結構遠かったなぁ」

それにしても広いよね!やっぱり!!


あれって日吉さんだ!!って事は今、休み時間かな?


「あ、ちょっと君!部外者は入っては駄目だよ」


警備員の人かな?流石景吾の学校!警備体制も大丈夫だね!!それにしてもどうするかな…


それにしてもこの学校の服を先に手に入れて置くべきだったかな


「………」


「あ〜聴こえてるかい?」


あ、忘れるところだった…


「この学園に明日から登校するから下見に来たの。それでも駄目なの?」


「ですが…」


「チビ助…こんな所で何をやってるんだ。それに
その傷」


日吉さん何時の間に近くに居たんだろう…
気づかなかった


「ねぇ日吉さん。氷帝には俺の噂、まだ来てないの?俺が女を襲ったって奴」


「あぁその事か。そんな事俺達が信じるはずないだろう。それに女のお前にそんな事できるはずがない」


え…え?今、何て??女って知ってたの!?あれ…何時ばれたの??


「何でそんなに驚いてるんだ?普通気づくだろう。その前にそれは青学の奴等にやられたのか?手当てしてやるからついて来い」


「え…ちょっと!?」


あ〜警備の人…この状況をどうすればいいのか
困ってるよ。可哀想に…







俺は日吉さんに連れられて保健室と言うか…何これいろんな物が揃い過ぎじゃない?


まぁ流石、氷帝学園だね


「で、何でこの学校に来たんだ?」


「え、あぁ明日から女子の姿で登校することにしたから
下見にかな?」


そう言うと日吉さんは、一瞬固まった


「お前がこの学園に来るのか…」


「うん、そういってるじゃん。だから明日からお願いね日吉先輩?」

そう言って笑いかけると日吉さんは俺から目を逸らして頬が少し赤かった


「ッよしもう、終わったぞ」


「ありがとう。じゃあちょっと景吾のとこ行って来るね。またね日吉さん」


「あ、あぁ」

戻る進む

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!