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ノンちゃんの意気込み











「ユキちゃんは、僕が絶対に守るからね!!」










 ノンちゃんは、朝から気合が入っている様で、さっきから何回も同じことを言い続けている。





 どうやら、僕が制裁を指示したという噂を信じている子たちから僕が嫌がらせを受けないようにと、守ろうとしてくれているらしい。





 僕は、ノンちゃんの様子が嬉しくて、





「ありがと、ノンちゃん・・・。大好きだよ?」





 そう言って、制服のネクタイを締めているノンちゃんを抱きしめた。





「っ!?んもう!!ユキちゃんは何でそんな事いう訳!?」





 と怒りながらも、ネクタイを結んでいた手を止めて、ギュッと抱きしめ返してくれた。




 
 顔を真っ赤にして、プリプリ怒っているノンちゃんは、今日も可愛い。





 クスクス笑っていると、





「・・・昨日、星野に何にもされなかった?」





 ノンちゃんは僕を抱きしめながら、低い声で聞いてきた。








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