リボツナ
ミーンミーンと外では蝉の大合唱の中、不運なことにクーラーが壊れてしまい暑い中、家庭教師とのお勉強に頑張るツナがいた。
「リボーン!休憩入れようよー!もう十分やったろ?」
「何が十分だ。まだ半分はやるからなダメツナ」
「えー…」
項垂れながらリボーンには逆らえないと知っているツナはペンを握りなおす。
その時、
「ガハハ!ランボさん登場だもんね!」
バタン!と派手な音を立て、ランボが入ってきた。
その手にはアイスが握られており、ツナはそれに目が行くと、
「ランボ!そのアイスオレに頂戴!」
と言ってランボを抱き上げる。
「だったらランボさんが食べさせてあげるもんね!」
ランボが無理やりツナの口にアイスを突っ込む。
「んむっ!りゃんぼいきなり…でもおいひー」
アイスの冷たさに和んでいると、ガタッという音が聞こえツナは振り向くと、
「…少し休憩するぞ」
リボーンが立ち上がり、どこかへ行ってしまった。
「?」
それがある夏の出来事
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