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☆とある男の惚気話


可愛いんだよね。178cmていう高い身長とぺったんこな胸だから男に見られがちで、容姿にすんごくコンプレックス抱えててさ。デートん時手を繋ごうかって聞いたら、多分嬉しいし繋ぎたいんだよね。半分ぐらいまで手を出してくれたんだけど、急に我に返ったみたいに「手を繋ぐなんて暑苦しい、それにホモカップルだと思われるかもしれないだろう」って怒鳴るの。
で、その後俺が軽く残念そうに笑うとさ、バツが悪そうな顔して。
それがまたいいんだって!
ああもうぎゅってしたげたい!頭も撫でて、頬すりすりしたいー!




「お前は性格が歪んでるな。あいつもあいつでなんでこんな変なのがいいんだ?私には分からん。理解に苦しむな」
「えぇ?でもやっぱさ、愛でしょ。愛!俺ってば超愛されてる!」
「…………うざい失せろ爆ぜろ別れろ」
「日町ちゃん幼なじみだし、結婚式にはちゃんと呼ぶから安心してよ。きらーん」
「あぁ、分かった。寧ろお前死ね」

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