陽「相棒、相棒!花見しよーぜ、花見!」 主「え、まだ桜も咲いてないけど?」 陽「今からお前の予約だっつーの。ギリギリまでほっとくとすぐ足立さんと〜とか言い出すからな」 主「あ、はは。そっか。もしかして俺、付き合い悪いとか思われてるか?」 陽「そーじゃねーけどさ。お前の関わるイベント事って言うと何故か足立さんが出てくるからな。大人の目っつーの?そーゆーの、たまには抜きにしてぇしさ」 主「あー…ええと、花見って、いつ?」 陽「来月の始めくらいかなー、開花予想から考えると第二日曜日とか、どうだ?」 主「……あ、う、うん、そっか、第二…」 陽「え、なんか都合悪いのか?」 足「悪いもなにも。約束しちゃってるんだよねぇ」 陽「うっわ!また(どっからわいた)!…ってえええ!?相棒、もう、約束、してんのか…?」 主「…ごめん」 足「そういうわけでー。いつもごめんね、花村くん」 陽「相棒の予約っていつから受け付けてんだよ…。いつもいつもいつも先に足立さんが予約してやがるー!!」 主「…ご、ごめん」 陽「いいよいいよ、仕方ねーしな。じゃあ前日の土曜日!皆で花見がてら遊ぶとか…」 足「土曜日から僕の家泊まってさ、日曜日花見に行くんだよねぇ。いやー、ほんとごめんねぇ!」 陽「………泊まっ…て。はは」 主「…ご、ごめ…」 陽「…明日、梅の花見行こう…それなら良いだろ…」 主「それなら全然構わない。俺も皆とも花見したいし。良いですよね?足立さん」 陽 (足立さんの了承得ないといけないのかよ!) 足「うん、僕は構わないよ。明日、僕も非番だしね」 陽「!?」 足「いいよね?僕も参加で」 陽「え、あ、あれ?あの」 主「張り切って弁当作るよ。陽介、何が食べたい?」 陽「あ、えっと、唐揚げ。じゃなくて相棒…!」 主「そうだ、皆にも早く連絡しないと!あと菜々子も叔父さんの了解とってー…」 陽「相棒、人の話…」 足「僕のはロールキャベツがいいな。君のお弁当冷めても美味しいからねぇ」 陽「大人の目が…また足立さんが…」 |