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―ドクンッ‥
「っ…」
なに、これ…
なんか急に、身体がムズムズ…
「…っ!(ガラナチョコ!?)」
どうしよっ、こんなん自主報告なんて恥ずかしすぎてできるわけない!!
「あれ〜やっぱなんねぇって」
「まだ残ってるし皆食ってないんじゃね?」
赤西がそう呟いた。
っどうしよう…
身体熱いよ…
か、下半身が‥ムズムズして…
そう思いながらも俺は、黙っていると怪しまれると思い、口を開いた。
「っ‥まぁ、そう言うことなんじゃん?だからさ、皆明日早いしもう寝ない?」
「ん〜だな。んじゃぁ俺ら戻るわ。」
そう言うと俺と同室の赤西以外のメンバーは部屋を出ていった。
俺はドアの前まで見送りに出た。
「んじゃな…」
―カチャン
「っ‥ハァッ‥んっ…も、‥ダメ…―」
俺は膝から崩れ落ちそうになってあわてて側の棚に寄り掛かろうとしたけど、タイミングが悪く上に乗っていたディスプレイ達を派手に落とした。
亀梨が見送りに行ったと思ったら、そっちのほうから物が沢山落ちる音と何かぶつかった音がした。
「っ…?亀梨?」
少し心配になった俺は声をかけてみたけど返事は返ってこず、何があったのかと行ってみた。
「亀梨?お前何し‥マジで何してんの。」
行ってみれば靴箱にもたれかかってて俯いてて、女の子座りになってる。
「なんでも‥な、ぃ…ッハァ‥」
何だか息も荒くて、ツラそうで…
「お前熱ある?」
「…っなんでもないからほっとけよ…」
「……だったら早く立てよ。」
「っ…‥、」
「‥はぁ…、意味わかんねぇトコで意地張んなっつの」
そう言って亀梨の腕をつかんだ。
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