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先輩のシャンプーと体育終わりの汗の匂いが、俺の鼻を擽った。
俺の中で、
何かが崩れた音がした。
「っ‥──ふぅ〜…助かった…赤西ありがっ───っ?……おいっ、赤西離せっ。」
「亀梨先輩」
「あ?」
「風紀乱していい?」
「えっ、うわ!ちょっ…!」
側にあったマットの山に押し倒した。
「ちょっ…お前何考えてんだよ…」
「え、敢えて言うなら…──エッチなこと」
そう耳元で囁いて首筋に舌を這わせると、先輩はピクッと反応した。
「っ‥ぁ、やだ…!やめろっ!!」
「やだ…」
耳を舌で執拗に攻めながらジャージのチャックを全開にして、俺の体を全力で押そうとする先輩の手首を片方取って、余った片方の腕を先輩の腰に回して先輩の上半身をグッと浮かせた。
簡単に浮いた体に少しビックリした。
「ちょ、ぁ‥//もぅっや‥だぁ…っ!」
「亀っ…」
掴んでた手首を離すと、また俺を押し返そうとするけどさっきみたいに力はなくて、俺の学ランをギュッと掴んでた。
「なぁ…、いつになったら俺のになってくれんの?」
「はぁっ…?意味わかんない…」
「──素直じゃねぇの…」
でもそこが好きなんだけど
「っあ!バカッ‥!やめ、ンッ‥」
頬にキスしながら体操服の中に手を突っ込んで、括れた腰を指先で撫でた。
「もう俺無理だわ…」
「へっ…?」
そういってハーフパンツから出てる足を付け根に沿って這っていった。
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