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…ッ‥――
「あ、はいった‥」
あの…
刺さったとか言ってくれません?
違う意味に‥ね?
あの、聞こえるから。
すると留め金のカチッという音がした。
離れていく上田くん。
「…っ似合う?」
「‥似合うってか……うん‥、似合うんじゃないの?」
「…何、その自分でしといて他人事みたいな言い方。」
「…いーのいーの。」
そう言うとまた近づいてきて、首に抱きついてきた。
「っ…ねぇ、直にあたるんだけどさ…いいの?これ。」
「いーのいーの…」
「さっきからそればっかなんだけど…」
「…穴塞ぐなよ?」
そう言うとピアスをした耳にキスをしてきた。
「‥なんで?」
「また俺の‥いれるから(笑)」
「っ‥//お前さっきから確信犯だったのか。」
「…なにが?(笑)」
笑いながらニヤッと笑って、俺のほっぺに両手を滑らせる。
「…もういい」
そのまま顔が近づいてきて、甘すぎるキスをした。
耳に付けた
上田のピアスが
シャラッと揺れた感覚
これは
お前から俺への
独占欲の重さかもな…。
あぁ、溺れそう
逆上せそう…―。
end.
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