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マネージャーから車かりて、空港までブッ飛ばした。



空港内走り回って仁の姿を探したけど、人が多くて見つからない。






仁に一番伝えたい言葉、

言わなきゃいけない言葉、

まだ言ってないよ。






「っはぁ‥はぁっはぁっ…仁‥‥」



空港のど真ん中でうずくまって、もう無理だと思うと、涙で前が歪んだ。













「かめ…?」

「っ?…じ、ん…。」















いきなり目の前に現れた、
愛しい人。



何の迷いもなく、

人目も気にせず、

抱きついた。














「おまっ、仕事は?」

「っ聖が、あとは俺に任せろって…。仕事、初めてほっぽって来ちゃった…。」

「こーきっ(笑)あいつカッケーよ(笑)」

「仁…?」

「ん?」

「俺、ズット待ってる。半年でも、1年でも2年でも、ズーット待ってるから」

「うん…。今度帰ってくる時、婚姻届持ってたりしてな」

「バカ西(笑)」



口では可愛くないコト言ってるけど、

ホントだったらいいなって、思ってるよ?




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あきゅろす。
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