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「ハイカットォ!!じゃあ30分休憩に入りまーす」



順調に進んでる撮影。
NGいっぱい出しそうだなぁ〜なんて考えてたのに、いつもと変わらない自分がいる。



なんだ。
案外平気なんじゃん、自分。



ふと時計を見れば、11時。

あぁ、もう無理だなぁ…。




膝の上にロケ弁のせて、フタを開けた。



「あ…。」




トマト…。














『仁〜。』

『んっ?』

『これ食って。俺トマト嫌いなの』

『ブッ!おまっトマト嫌いって…可愛いなっ(笑)』

『っうるせぇ!黙って食え!//』

『顔トマトみたいだけど(笑)』

『だからうるせぇってかウザ(睨)』

『嘘だよウソ!(本当だけど)じゃあ弁当にトマトが出たときは、これからは俺が食べてやるから安心しなさい♪』















「亀…?」

「っ!?こ‥き…」


俺は焦って涙を拭った。


「なに…泣いてんだろなっ俺。聖、トマトた「亀、行ってこい」」

「…え?」

「ホンットお前世話焼ける(呆)早くしないと赤西行っちゃうよ?お前、それでいいのかよっ?ズット赤西と会ってなかったじゃん…!このまましばらく会えないでいいのかよ!!」

「こーき…」

「俺から皆に言っとくから、早く行け!」

「聖…‥ごめんっありがと!」

「頑張れよ!」



聖、ありがとう。




.

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