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隼「っはぁ…っはぁ…」








竜どこ行ったの…。

あれは違うんだ。

俺のじゃないから。

お願い、でてきて?

俺の前から消えないで?











隼「っはぁ、っ‥?勇介!」

勇「?隼人だ…。」

ヒデ「勇介くんまたお友達?」


俺は勇介のとこに駆け寄った。


隼「勇介竜見てねぇか?」

勇「さっき本屋の前で会ったけど…」

隼「そこどこ!」

勇「そこの横断歩道渡って右にまが」

隼「あんがと!」

勇「っ人の話ぐらい最後まで聞けっつの(怒)」

ヒデ「ってか俺のこと気付いてなかったっぽくない?…ヒデちゃんちょっと淋しいかも…(泣)」










竜「すいません」

店「いらっしゃいませ(笑)」

竜「この本売りたいんですけど…何円ぐらいですか?」


やっぱり店員は少し引いた。

こんな奴からまさかチョコ作りの本が出てくるなんて、誰も考えねぇだろうな…。



店「えっ…とですねぇ、」

「竜!」

竜「っ!?」


誰の声かすぐわかった。

なんでいるんだよ…。


竜「は…ゃと。」

隼「っはぁっはぁ…っ!?」


隼人が目を見開いた先には、店員が持ってる本。

隼「…。竜。何でこんなもん持ってんだよ。」

竜「俺のじゃね」

隼「すいません。やっぱこの本売りません」

竜「隼人!!」


隼人は店員から本を奪うと俺の手首を掴んで店を出た。




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あきゅろす。
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