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最近憂鬱。
隣に彼奴がいない。
そんなこと思う様になってしまった。
自己嫌悪。
俺と会う時は、野ブタが一緒にいる時ぐらいで、野ブタがいないと近寄ってこない。
プロデュースの言い出しっぺ彼奴の癖に、
是からのこと話さないといけねぇのに。
今日も彼奴を
見かけない。
階段をのぼって屋上まできた。
「ふぅ…ぁ…。」
俺の憂鬱の原因元が、
給水タンクの上に座って空見上げてた。
泣いてる?
「おい。」
「っ?…。」
やっぱり泣いてた。
「みぃ〜つっけたぁ♪」
「どっちかっつうとお前見つけられた側だろ」
「修二くんひょっとして俺のこと探してたぁ〜?♪彰くんもぉてぇるぅ〜〜♪」
そういいながら涙拭いてへらへら笑いながら梯おりてきた。
「野ブタどうすんだよ。その話しないといけねぇのにお前いないし。しかも…なんで泣いてんの?っまぁ俺には関係ないけど。」
「しでぇー。もぅちっとぉ、心配してくれろぉ〜あははっ。」
「はぁ…」
「溜め息したら幸せが一つにぃ〜げるっちゃ!」
そういって空中を掴んだ。
なんかもうへらへらした草野に戻ってて、
心の奥底で0.1oだけ心配した自分に腹が立った。
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