page1
「あ゙ぁ〜暑い゙ぃ〜‥」
今年の夏はやけに暑い。
まだJuly(ナゼ英語?)暑すぎやっ!!
あっ、俺は内博貴。
マネに貸してもらってるマンションの部屋のベランダに半分体を投げ出して、右手に団扇。左手にアイスキャンディー、そして目の前には扇風機状態です。
何でクーラーないかって?
このマンションデザイナーズマンションでついてへんねん(怒)
ホンマありえへんし。
で、俺のダーリン錦戸亮は汗かいてベタベタしてうっとぉしい言うて入浴中♪
俺は一人アイス食いながら扇風機で遊んでる。
(扇風機に向かって)
「あ゛〜〜〜っ。」
「ブッ!!!(吹)なに子供みたいな遊びしてんの(笑)」
「あっ、亮ちゃんっ。だって暑いし暇やし動きたないしぃ〜」
「風呂入らんの?スッキリすんで?」
「あーアカン。動くのめんどいわ。亮ちゃんと一緒に入ればよかったわー」
いっつもこんなこと言わんのに。
暑さのせいでイカれてる。
自分…。
「おいっしょぉ〜」
亮ちゃんが俺の隣に座ってアイスキャンディーをペロペロ。
「「……。」」
終始無言でアイスを頬張る。
「‥ミンナ何してるかな?」
「みんなって?」
「んぅ〜‥エイト」
「あの人達は仕事やろ」
「じゃぁ〜NEWSはぁ?」
「頭文字がKのヤツラとテゴマスは午前仕事やって」
「山Pは?」
「オフやって、丸一日。」
「そーなんやぁ。」
「ってか何でお前知らんねん」
「知ってるよ?」
「何で標準語やねんってかほんなら聞くなよ」
「あははー(棒読み)」
「「……」」
「あついわぁー‥」
「あついなぁ‥」
いつの間にか
手ぇ繋いどった。
二人体がくっついとった。
―Chu
突然でメッチャびっくりした。
亮ちゃんが俺のほっぺにちゅうしてきやった。
「‥なにしてんの?」
「…わからん」
「は‥?」
「へ‥?」
「…俺らワケわからんな」
「なっ」
『なっ』とか言いながら俺の首とかにチュッチュチュッチュしてくる。
「あつい…」
「なにが?」
「君が」
「…俺卵の黄身好きやで」
「そのキミちゃうから。亮ちゃんがっ。」
「なんか今日変やわ」
「暑いからちゃう?」
「そうなんかな?」
亮ちゃんはそのまま俺を冷たいフローリングに押し倒した。
「ぁ、アイス…」
「内のないやん」
「亮ちゃんの……」
「‥まって」
そう言うと亮ちゃんは半分残ってたアイスを口の中に一気に入れた。
「ぐらいひゃのあげう(砕いたのあげる)」
そう言うと口移しでアイスをくれた。
「んぅっ…──‥っ冷たい…」
「俺流夏の暑さ対策」
「‥これは──」
「ただし」
「?」
「内博貴のみ有効(笑)」
「よかった‥(笑)」
暑苦しい日は
こんなんもえぇかなぁ〜
って思う。
そんな、内博貴です…。
END.
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!