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「まさかこのペアがこーなるとは思ってなかったから楽屋出るタイミング逃‥し…」
「っ……」
「……」
小山が話してる途中だってのに
もろ俺らのこと見てんのに
上田が俺の顔を無理矢理自分の方へ向けて、噛み付くようなキスをしてきた。
小山は「あーやだやだ」と言って楽屋を出て行った。
小山が出てった途端、キスがさらに激しくなった。
上田の頭にソッと手を添えた。
「んっ‥ッ‥ぅ…?」
あれ…?
―ギシッ
あらら…?
俺なんか…
押し倒されてますけど?
ヤバイと思って、無理矢理上田を離したら唇がチュッと可愛らしい音をたてた。
「ちょ、まてまて!今はちょっとマズイんじゃないか?なっ?;;」
「じゃあ今日中丸ん家泊まっていい?」
「うん!いいから今は…なっ?;」
俺がそう言うと、俺の顔をジィッと見つめて納得したのか俺の上から退けた。
はぁ〜危なかった;;
上田は急に発情するから解んない。
すると外から「もうそろそろいいですかぁ〜?もうリハーサル始まるんですけど〜」っていう小山の声が聞こえて、俺達は楽屋を出て行った。
END.
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