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『ヤッていい?』
そう聞いたのは、俺。
赤西は驚いた顔をしたけど、うんと言ってくれた。
何でなのかわかんないけど
身体が赤西を欲してた。
好きだと疼く心が
止められなくて…
「亀…?どうしたの?」
「……わかんない。」
赤西をベッドに押し倒して上にまたがって、上のシャツを脱いでベルトを緩めた。
「わかんないって…;欲求不満?」
俺に問い掛ける赤西にイライラしてきた俺は、顔を近付けた。
聞かれたって
答えらんねぇよ…
俺だって
わかんないんだから…
「仁うるさい‥ちょっと黙ってて」
「だっン…」
キスをして、少し開けた口から舌を出して仁の唇を少し舐めてやると、頭を抑えられて舌が絡む深いキスに変わった。
「っ‥んっ‥‥‥ハァッ……チュッ‥う、むっ……ッ‥‥んんっ…」
キスをされながら、仁のシャツのボタンを外す。
外しきれないうちに唇が離されて、仁との間に唾液が滴れる。
零れた俺の唾液が、仁の首筋を伝った。
その上に俺は唇を寄せて、軽くチュッと吸ってから今度は舌で首筋を舐めた。
「今日は攻めたい気分ですかっ…?」
吐息混じり、鼻で笑いながら言った仁。
「黙れって言ったろ…」
「はいはい(笑)」
そう言って俺の髪を撫でる。
子供扱いされたように感じてムッとした俺は、仁の股間を挑発するようズボン越しに揉んでやった。
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