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風翔
01



町を抜けたあたし達はの前に現れたのは巨大なカニ
マツゲの友達のヒッコシクラブに乗ってアルバーナへ向かってる最中のことだった。


「マカさんっ!!」


背後からビビを狙って伸びてきたフック。
庇ったあたしを捕らえると、ルフィの腕が伸びた。


「…ルフィ!!」

「お前ら、先に行け!!俺一人でいい!!」


”ビビを送り届けろ!!”


「行こう、チョッパー!!


このまま…アルバーナへ!!」


ルフィに応え、あたし達は先へ向かう。


「国王軍と反乱軍がぶつかればこの国は消える…それを止められる唯一希望がビビなら、何が何でも生き延びて…!!」


この先、ここにいるあたし達の中の誰が…


…どうなっても!!


ビビが大声でルフィの名を呼ぶ。


「…アルバーナで待ってるから!!」


離れたレインベースの方角に現れた砂嵐
そして

突如走る、痛み。

ネックレスから伝わったのは…ルフィの傷そのもの。


どうか…


ルフィに加護を…!!



「「やんのかテメー!!」」


ゾロとサンジにナミの見事な拳が落ちた瞬間だった。
…みんな気が立ってるのだ。


「平気よ、みんな!ルフィさんは負けない…だって約束したじゃない!」

「アンタは反乱の心配してりゃいいの!」


一番心配そうなビビがフォローに回るとナミが軽く小突く。


「行くのよ、ハサミー!!」


ハサミって……

川を目前にして判明したのはヒッコシクラブでは川を渡れないということ。
チョッパー曰く、ハサミは踊り子が好きらしくてナミがコートを脱ぐとスピードアップした。
その勢いは止まることをしれず、川を渡る……


……途中までだけど…


仕方なく向こう岸までいくあたし達の目の前に現れたのは巨大ナマズ。
襲ってくるナマズを倒したのは…クンフージュゴン達。
そしてやっとの思いで辿りついた岸

間に合うかどうか難しいわね…

沈黙してるあたし達の所に何かが向かってくる。


それはカルーと超カルガモ部隊だった。




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あきゅろす。
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