黒と白と緑と紅と ある一室に赤い髪の男児が2人 ベッドの上でなにやら真剣に向かい合っていた 「早くしろ、ルーク」 「いま考えてるから待って」 2人の間には緑の板に黒い線で均等よく正方形に区切られたモノ その上には黒と白の丸くて小さいモノ いわゆる「 オセロ 」 ガイが暇つぶしにとわざわざルークへ送ってくれたそうだ ルークは1番にアッシュに戦いを申し込んだ だが子供の遊びに付き合うつもりはない。と言われたが あまりものルークの駄々っ子ぶりをみてアッシュは観念した様な状況 そして今に至る が、圧倒的に黒の数の方が多かった 白の置く場所など限られていた もちろんルークは白。アッシュは黒 勝敗は見えていた ルークもそれはわかっていたが認めたくなかった 「もういいだろう」 「待って!まだチャンスは…」 「ないだろ。どう見ても」 「もう一回やり直そ?今度は俺が黒!」 「色を変えて勝てると思ってるのか?」 「やってみねーとわかんねぇだろ!」 「次、負けたら罰ゲームだな」 「安心しろよ。次は俺が勝つから!」 「…勝手に言ってろ。屑」 もちろんアッシュに勝てる訳もなく 罰ゲームはアッシュのいいようにされたルーク 絶対アッシュと賭け事なんかやらないと決めたルークだった END ただのオセロネタ オチはお決まりですよね 頭の冴えるアッシュはオセロとか強そう ルークはぷよぷよとかなら勝てるんじゃない…かな!← [*前へ][次へ#] [戻る] |