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カフェ『皐月堂』へようこそ(レナルキ他)
ソレカラノ現実 Side:BEELZEBUMON
 校内の桜も葉桜となり、緑が日に日に濃くなっていく。
 午前中の予定を終え、オレとアンティラモンは食堂に向かった。
 大学の構内は基本的に、人間の姿で過ごす決まりになっていた。建物や備品を壊さないようにという理由からだ。
 デジモンの姿だったら個体によってはとんでもなくバカでかいヤツもいるから、バトルの有無に関係なく、うっかりその姿に戻って廊下を破壊することがありえる。が、それが日常茶飯事になっていいわけがない。修理費用だけで大学が破産する。
 ちなみに昨年の初夏、ホエーモンが第六校舎を『うっかり』破壊した。隣の第三グラウンドにプレハブの仮設校舎が建てられたが、そこがまた暑いのなんのって。教室内は備え付けのクーラーで冷やしたものの、廊下は熱地獄だった。オレを含め、第六校舎を使用していた連中は、新設の校舎が完成する秋まで気が狂うほどの暑さを堪能した。……嫌な夏の思い出だ。
 第二校舎にある食堂に着いた。
 今日の学食のA定食はトリカラ定食だった。つまり、鶏肉の唐揚げが山盛りになっている。いつもA定食は値段が安い。安く仕入れられた食材を使っているから、らしい。別名『貧乏定食』と言われているが、学生なのでそればかり食べるヤツも多い。
 ――それを食えねぇぐらいの貧乏って、どうよ?
 オレはガシガシと頭を掻いた。
 隣にいたアンティラモンはカツカレーを注文した。そして、オレに訊ねた。
「――お金、貸そうか?」
「いや、月末まで返せねぇから、いい。――鮭にぎり、一個」
「ええ!?」
 アンティラモンは目を丸くする。
 学食の調理を担当しているメラモンが
「それだけじゃ腹が空くだろう? おかず無しでいいなら、白飯と味噌汁だけ出すぞ?」
 と言った。
「あ〜、頼む、それ……」
 アンティラモンはカツカレーを受け取り、先に空いている席を探す。
 オレは白飯と味噌汁。白飯は大盛りにしてもらえた。
「いいのかよ? すまねぇな……」
 メラモンは苦笑する。
「並みだと足りないだろ?」
「そうだがな……」
 アンティラモンの向かいの席が空いていたので座る。
「今朝は?」
「水」
「は?」
「だから、水」
「水だけ――!?」
 アンティラモンが、ささっと自分のカレーの上に乗っていたトンカツを、オレの大盛りの白飯に器用に乗せた。
「何だよ。同情はいらねぇって……」
 返そうとしたら、崩れそうなのでオレは眉をしかめた。
「ずるいぞ、ジェンガかよ……」
 アンティラモンはトンカツの少なくなったカツカレーを、何事も無かったように食べ始めた。
「英訳手伝ってもらったし」
「あの程度でいいなら、バイトするぞ?」
 ふらりと思い立って何度かアメリカなどに行ったことがあるから、英語とフランス語は出来る。うっかりしていると発音が訛ってしまうのは仕方ないが。
「解らないところだけでいい。自分でやらないと勉強している意味が無い」
「そっか。――トンカツ、ありがとよ」
 教科書や参考書、その他、資料として「買って来い」と指定された本の代金でオレの財布はすっかり薄くなってしまった。池袋の大型書店で発狂しそうになった……。
 オレと同じようにバイトをしているアンティラモンだが、最近、家庭教師のバイトも始めたという。だから割高のカツカレーを注文出来る。
「『ベヒーモス』の修理代がバカ高なのがなぁ……」
「でも直さないと」
「ああ。いつものバイトに支障出るからな。どっかで短期のバイトないかなぁ……」
「自転車屋のバイトも続けているのに?」
「どう計算しても、一日一食、もしくはゼロで食い繋ぐしかねぇんだ」
「そうなの? その一食って? 栄養になりそうなもの?」
「ああ。パン屋でパンの耳でも買う」
「――パンの耳!?」
「うちにマヨネーズあったから、それで」
「マヨネーズ??」
「量食わねぇとな。オマエはいいよな。退化すると食う量、減るだろ? オレは退化した方が腹減るからなぁ」
「確かにインプモンの時の方が大食だが……」
「だからって、幼年期まで退化するわけにはいかねぇし。――まあ、なんとかなるだろ」
 オレはトンカツを口に放り込んだ。



 心配したアンティラモンが勝手にバイト先に相談して、オレは『夜勤』の時間までバイト出来ることになった。しかもその分は翌日払いにしてくれるらしい。ただし、経理事務の関係で平日にしか渡せないということだった。
 パンの耳からは免れるものの、その『夜勤』のバイト料が入るまでは財布の中身は増えない。
 家に帰り、面倒臭ぇと思いながらも大学の講義資料に目を通していると、アイからメールが入った。
「……ドーナツ?」
 『ドーナツって、好き?』と、メールで訊かれた。
 ――腹が空いているのに、んなこと訊くなよぉ……。
「……明日でいっか」
 メールに返事は返さず、二つ折りの携帯電話を閉じた。
 しばらくまた講義資料に目を通していると、電話が入った。『夜勤』の緊急連絡だった。
「よっしゃ!」
 オレはデジモンの姿になり、ベランダに出た。ブラストモードに変わり、空へと飛び出す。
 ――飯! バイト料入ったら、即、飯!
 現場はわりと近い。私鉄路線で数駅行った先、アーケードのある商店街だ。アーケードを潜り、屋根に当らないように飛ぶ。
 夜の商店街で暴れていたのは、ダークリザモンだった。闇の炎を身にまとう、二足歩行の巨大トカゲの姿。
 『保護』出来ればいいという指示だった。ショットガンとブラスターは使うなとも言われた。人間達の避難誘導が間に合わないらしい。この近くにある映画館と大型ショッピングモールへの近道が、この商店街だった。出かけていた人々が駅へと向かう流れがあり、混乱しているようだ。
 ――あまり力が出ねぇから、そういう指示だと丁度良い。成熟期のデジモン相手なら肉弾戦でも倒せる。
 標的の前に下りた。念のため体力を温存しておこうと、ブラストモードを解いた。
 ダークリザモンの目が燃えるように光を放っている。唸り声を上げ、威嚇する。
 オレは両手を組み合わせ捻り、関節を鳴らす。
「『保護』しろって許可が下りている。大人しくしろ」
 と言った。こちらの言葉をまともに聞けないぐらい怒り狂っている相手に対しては言うだけ無駄だが、周囲の第三者に対しては有効だと言われている。こちらの正当性を示せ、と。
 ――別の場所へおびき出すか……。
 近くにコインパーキングが見えた。駐車している台数は少ない。そこでいいと思いながら振り向いた。
「――!?」
 ――今、確かにいた……!
 ギョッと、オレは視線を戻した。
 ――アイ……!?
 確かにアイがそこにいた! 離れた場所にあるドーナツショップの入り口前に立っている。店内を覗いて誰かを待っているようだった。
 ――こっちに気付くんじゃねぇぞ!
 デジモンの姿を見られたら怖がるんだろうなと。一瞬、頭の中を過ぎる。
 ――クソッ!
 焦る。迷っている時間は無い。ダークリザモンに駆け寄った。
 ヤツは身を回転し、尾をオレの体に打ち当てようとした。
 それを食らう前に懐に飛び込み、姿勢を低くし、脛を蹴る。左手でヤツの顎を下から掴み上に押し上げ、鋭い爪を持つ腕を右腕で抱え込む。
 ――うぉぉぉ――!
 コインパーキングのある方向へ背負い投げ飛ばす。
 ダークリザモンの全身を包む闇の炎が、接触したオレの肩を焼こうとする。
 ――――グァッ。
 思わず熱さに呻き声を漏らしそうになるが、奥歯を食いしばりそれを振り払う。ヤツを投げた先に走った。
 アイのいる場所からなるべく離れてさっさと片付けなければ、――ばれる!
「どけっ!」
 逃げる人間達が驚き、道を開ける。
 商店街から一歩外れたコインパーキングでぶっ倒れていたダークリザモンが起き上がり、オレに突進する。
 鋭い爪がオレのわき腹を狙うが、それは上体を捻って避けた。スピードはたいしたことが無いのに、オレ自身のスピードが落ちているのでかなりぎりぎりだった。
 ――やべぇっ。
 斜め左で体を軽く沈め、振り向きざまに蹴り飛ばす。
 よろめいたダークリザモンが踏み止まる。
 ――パワー不足かよっ!
 次の攻撃を繰る前に、ダークリザモンが突進してオレの右上腕に噛み付いた!
「――なんだよっ、コラッ!」
 左の拳をヤツの横面に食らわせ、強引に振りほどく。先ほどの闇の炎で痛む腕が、更に痛む。
 ――とんだ重労働だっ。
 跳び上がり、踵落としを脳天に食らわせて地に沈めた。ダークリザモンは呻き声も上げずに気絶した。



 『保護』担当のデジモン達がダークリザモンを回収するのを最後まで見届けずに、オレは現場から離れることにした。アイに見られたら困るのでブラストモードに変わり、一気に空に舞い上がる。
 ――くっそ。腹が空き過ぎて辛いっての!
 気を抜くと失速して急降下しそうになる。なんとか自分の家に帰って、ベランダから部屋に入る。そこでとうとう力尽きた。
 ――腹減ったぁぁぁ……!
 ブラストモードを自分で解いたか、勝手に解けたのか解らない。フローリングの床に転がった。部屋の電気も点ける気がしない。右腕は痛むし、腹は減るし、散々だ。
 明日までもう眠ることにした。空腹を忘れるにはそれしかない。腹が鳴ってなかなか眠れないが我慢するしかない。
 ――――――――が、携帯電話が鳴った。
「――うるせぇ」
 無視して眠ろうと思った。そのうち、鳴り止んだ。
「電源切っとくか……」
 床に寝転がったまま携帯電話を取り出す。電源を切る前に、着信履歴を見ようと二つ折りのそれを開く。暗闇の中、小さいモニタの光が眩し過ぎる。
 着信履歴をチェックして――息を飲む。
 ――何だこの数――!?
 アイからの着信の数で、オレの携帯電話の履歴がえらいことになっていた。留守電もメールも入っている。『今、どこにいるの?』と。何度も、何度も……。ずっと鳴っていたのかもしれないが、戦闘中もその後も気付かなかった。
 ――まさか、ばれたのか?
 迷っているうちに、また、電話が鳴った。鳴り続けるコール音に、仕方なく電話に出た。
「――アイか? 何の用だ?」
 なるべく、平静を装う。
『……ごめんなさい。何度も電話して……』
 アイの声が必死過ぎる。
 ――マジかよっ?
 背中に冷たい汗が流れた。
「別に……こっちこそ悪かった。すぐに電話に出なくて」
『忙しかったの?』
 一瞬。――ほんの一瞬だけ言葉に詰まりかけたが、オレは話を続けた。
「ああ、まあな。用は何だ? 早く言えよ」
『あの……あのね、ドーナツがあるの』
「――ドーナツ?」
『半額セールで安かったの。……だから、ベルゼブモンも食べるかなって……』
 ――なんだよぉ! そういうわけか。
 ばれていないと安堵し、全身から力が抜けた。携帯電話を落としそうになり、慌てた。
「――それで電話したのかよ?」
『甘いのでも大丈夫かしらって、訊きたくて……』
「別に好き嫌いはない。――あ。セロリはダメだ。セロリだけは勘弁な」
 携帯電話の向かう側から笑い声が聞こえる。
『入ってないわ。今、会える?』
 ――今?
 ドーナツは欲しい。心の底からドーナツが欲しい。だが今はもう――動くことも無理だ。人間の姿になることも無理で、うっかりすると退化してしまいそうだ。
「ちょっとなぁ……家から出られねぇ」
『え……』
「忙しいんだ。まあ、たいしたことねぇんだが……」
『持って行くわ』
「ここに?」
『うん。すぐにそっちに行くから。いい?』
 ――まさか、ばれているのか?
 迷ったが、自分の住むマンションの住所を言った。セキュリティも何もないマンションだから、エレベーターで上がって、玄関先に置いてもらうことにした。
 携帯電話を切ると、目を閉じた。
 ――ばれたのか?
 不安になる。アイにばれることで、どうしてこんなに不安になるのかが解らない。けれど不安になる。
 ――だからって、どうもしねぇだろ。
 何がどうなろうと、知ったことか。何を怯えているんだオレは?
 闇に目を凝らした。腹が減っているから、こんなに不安になる。――きっとそうだ。それだけのことだ……。



 時間が経って、インターホンが鳴った。オレは引き擦るように体を起こした。ソファに寄りかかり、携帯電話のリダイヤルボタンを押した。
『ベルゼブモン? 置いたから』
「ああ。サンキュー」
『忙しいのよね?』
「ああ。わりぃな」
『ううん、いいの……。――じゃ。またね』
「ああ。じゃあな」
 携帯電話の通話を切って、しばらく待つ。すぐにドアを開けたらアイに姿を見られる。
「……そろそろ、いいだろう」
 腹が空き過ぎてあまり待っていられない。オレは立ち上がった。
「……マジかよ……」
 けれど立っていられない。面白いほど、足元がふらつく。
 ――面白がっている場合じゃねぇだろ。
 ドアの向こうにドーナツがあると思うと、もう腹も立たない。
 ドアの鍵を外し、ドアノブに手をかけようとした。――が、オレの手はドアノブを掴めなかった。
 外側から、ドアが勢い良く開いた。


「――――!?」
「…………!!」
 そこに、アイがいた。丸く目を見開き、絶句している。
 オレもまさかアイがそこにいるとは思わなかったので、言葉を失った。


 ――帰ったふりして、ずっとここにいたのかよ……。
 オレは、乾いた笑いを浮かべた。
 アイの瞳に浮かんでいるのは、恐れ、そして戸惑い。
 信じられないものを見ているという、その強張った表情から顔を背けた。
 ――そんな顔、させたくなかったんだぞ……。
 力が抜けた。壁に寄りかかったまま、ずるずると座り込んだ。膝を付き、
床に倒れ込む。
「ベルゼブモンッ!」
 アイが悲鳴に近い声を上げて、オレの体を抱え起こそうとする。淡いピンク色のジャケットが汚れるのも、スカートから覗く膝が汚れるのも気にせずに。
 ――バカ。重いだろ……。
 それでも、アイは精一杯の力で、とうとうオレの体を抱え起こした。
「しっかりしてっ、ベルゼブモン!」
「……何でもねぇって……」
 オレは呟いた。
「腹が減ってるだけだって……」
 ――情けねぇなぁ、オレ……。
「お腹? お腹空いてるの?」
 アイはドアの外に置いていたドーナツの箱を差し出した。
「食べる? どれがいい?」
「何でも……」
 箱を開けてアイが無造作に選んだドーナツを受け取るのももどかしく、それにパン食い競争のように齧りついた。アイの方へ倒れ込みそうになる。
 ――うめぇ、これ……。
 チョコレートがかかったドーナツの味を噛み締めていると、アイの視線に気付いた。相当驚いたみたいでドアから漏れる明かりでも充分解るほど、顔を真っ赤にしている。
「あ……わりぃな……」
 アイの手から食いかけのドーナツを受け取ろうとして、右手を伸ばす。闇の炎の焦げ跡が残るそのグローブに、アイは身を固くする。
「ケガしたの?」
 アイは、先ほどオレがいた商店街のある駅名を言った。
「あの場所にいたの?」
「……」
 オレが答えないと、アイはドーナツを持った手を引っ込める。
「おい……」
「答えて!」
 ――もう、どうにでもなれっ!
「あー、はいはい……いたよ。何か文句あんのかよ?」
「バイト? 夜もバイトするの?」
「まぁな……。おい、ドーナツ」
 アイが食いかけのドーナツを差し出したので、受け取る。アイの手を自分の爪で傷つけないように、気をつけた。
「美味いな、これ。半額だったのか……」
「そうよ。今日から三日間は半額なの」
「じゃあ、明日はこれだな」
「え? 明日もドーナツ食べるの?」
「三日間はこれでしのげる」
「ど……どうして? 三日間って、これだけしか食べないの?」
「この箱の中身は食い切るから、明日、買ってくる」
「ええ!?」
「金がねぇんだよ」
「無駄遣いしたの?」
「必要なものだって。大学の教科書やら何やら……金がかかるんだぞ。後、削れるのは食費だ」
 アイが心配そうな顔をした。
「お腹空くわよ」
「ああ。力が出ねぇなぁ」
「死んじゃうわよっ」
「……」
 オレはかなりビミョーな気持ちになり、視線を向けた。
「アイに言われたかねぇよ」
 アイはそれでも、困ったように首を傾げて言う。
「だってベルゼブモンが死んだら……困るもの!」
「――ふ〜ん……?」
 何で困るんだ?
 次の、シュークリームのような生地のドーナツを受け取り、それを食いながらオレは考え込んだ。
 そっか……知り合いが死ぬってのはあまり良い気分じゃねぇしな……。
「ねえ、ベルゼブモン。何か飲むものは?」
「あ? そうだな……」
「お湯が沸かせるなら、お茶、いれる?」
「インスタントコーヒーが……」
 考えながら、別のことに気付いた。
「そろそろ帰れよ」
 ――夜遅くにガキがふらふら外歩きまわっているんじゃねぇよ。
「え――あ、そうだった。すぐに帰るから、って言っていたんだった!」
 アイは立ち上がる。
 オレはドーナツの箱を片手に、少し持ち上げて言った。
「助かった。じゃあな」
「うん! じゃあね、またね!」
 アイは嬉しそうに、安堵の笑みを浮かべた。
 アイを見送ると、ドアの鍵をかけて立ち上がった。空腹が多少癒され、足元がふらつかなくなっている。
 水を一杯、ステンレスのマグカップに入れて戻る。
 ――コーヒーなんか悠長にいれてられっかよ。
 ドーナツの箱からまた一個取り出し、齧った。粉砂糖のかかったそれも、あっという間に食った。
 ――美味い……。
 箱を覗き込む。
 ――あと、七個。
 端から順に食べていく。味を選ぶような余裕はない。とにかくこの空腹をなんとかするために、ドーナツを食い続けた。あっという間にそれらは無くなった。
「……」
 空になった箱の内側についたクリームまで指を伸ばして舐めた。爪が引っかかり、薄い紙箱が裂ける。
 ――美味かった……。さすがにちょっと胸焼けするが……。
 急に、睡魔が襲ってきた。箱を傍らに置くと、壁に寄りかかっていた体を倒す。そのまま、眠った。



《ちょっと一言》
 この話には続編(後編?)があります。それもまた明日予定の更新時に掲載します。

 前回の掲載の際にあとがきを載せ忘れたので、後で掲載しておきます^^

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