短編小説 11 そして、遊園地に付き今しがたゲートを潜り抜け、案内板の目の前にいる。 春「さて何処から攻めようか」 遊園地のアトラクションを攻めると言うのはちと可笑しいだろ(苦笑) 春「美幸何処から行きたい?」 美「えっ…いきなり言われてもその…」 春「ん?」 美「笑わないでね」 春「あぁ笑わないけど何が?」 美「私…遊園地来るの初めてなの」 ほう、初めてなのか〜……ってなんですとぉぉ!? 春「マジ?」 美「うん…」 美幸って箱入り娘なんだなぁっておもっちまった。聞けば普段は別に普通の女子高生と言うが、遊園地なんて来たことないとは初耳だぞ。 春「参ったなぁ…しょうがねぇ俺が今日1日飽きないよう遊園地と言う物を教えてやろう!」 んでおっ始めからジェットコースターに乗ってみたが… 美「いっやぁぁぁぁぁ!!!!高い!回る!怖い〜!!!!」 めちゃくちゃ普通の女の子のようなリアクションだ。箱入り娘もただの女の子にはかわりないか… [前へ][次へ] [戻る] |