短編小説 7 今まで生きてきた中で俺は何人もの女の子から告白されただろう… 正直言って俺は色恋沙汰には無縁かと思ってた。いや俺には似合わない。何より無愛想で女の子に興味なんてなかった(そっちのけはないからな)。 だけど…そんな俺に転機が舞い降りた。今までにない衝撃を受けたから。 女の子に興味の意図も見せず無愛想に振る舞ってた俺になんと…許嫁が出来たから。ただの許嫁じゃあない。俺が…この俺が惚れちまった女の子が…俺の許嫁になっちまったからだ!! 出会ってから4日目も経った。昨日は花火をやった。今日は何をしようか?ふとベッドにねっころがって天井を見ながら考えてみた。 考えてたらつい昨日の“アレ”が浮かんできた。 昨日のアレはどう見てもキ… 春「って何考えてんだよ俺!!そうじゃないだろ!!」 危うく当初の目的を忘れる所だった。でもやっぱり昨日のアレは衝撃的だったなぁ… 春「あぁ…なんか……ね…む……zzZ」 っと考える間もなく寝てしまったのだ。 [前へ][次へ] [戻る] |