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短編小説

夏休み3日目…



昨日と同じく美幸がお越しに来て、美幸の作った朝食を食べた。



昨日と同じように…



少し違うのは美幸の態度。昨日と違い少しは丸まったか、昨日より少し優しい。


そして今日は二人で買い物がてら町に出掛けた。



美幸と二人っきり。それはこの数日間ずっと当たり前の事だったが、今になって考えてみれば不思議な出来事だった。何せ、急な出来事な故に、爺からこの縁談がなければこうして隣を歩いている事はまずなかったと思うからだ。



美「あっ……」

春「どうした?」

美「花火…」


ちょうど一件のおもちゃ屋を通りがかったところで美幸が止まったから俺も止まった。すると美幸はおもちゃ屋にある花火をずっと見ていたのである。



春「花火やりたいの?」

美「えっべべ別に…ただ何となく目に入ってなんか懐かしいなぁ…って」



素直じゃないなぁ、本当はやりたいって顔に書いてあるぞ。


春「しょうがない」


俺はおもちゃ屋に入って『DXジャンボ花火特別スペシャルボックス』とかいう名前がクソ長くバカデカイ箱を買った。



美幸のために…



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