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鋼鉄王国メタリカーナ-無料wokipedia
┣ 猿面王の詩(改訂版)要約@



現在メタリカーナと呼ばれる地は、昔は雄大な山脈に囲まれた森林地帯であった。そこには鋼鉄の神に祝福され、この美しい地に住む事が許されたオマーチャーの男や女、そして動物たちがいた。。

鋼鉄の神は、オマーチ人や動物たちがヘヴィでラウドで幸福な生活を送る事を許した。
彼らは土地を耕し狩りや猟をして暮らし、神を讃えて頭を振ったり拳を突き上げたりして過ごしている民であった。

だが鋼鉄の神はオマーチ人の幸福な生活にも終わりが近づいている事を知っていた。最も鋭き山の深い深い山の奥から邪悪な山犬や熊たちが住み良い土地、略奪品、餌を求めて進軍して来るのである。

彼ら邪悪な獣たちの背後には、鋼鉄の神と同等の力を持つ強大な神がついていたので、神々の争いは決着がつかず、オマーチの民と獣たちの戦いの帰結のみが運命を決定する事になった。。

鋼鉄の神はオマーチの地に降り立ち、賢き者を探した。邪悪な獣たちを倒す事のできる知恵をその者に授ける為である。

そして、木こりである『猿面のコタ』という若者に一振りの戦斧を与え、鋼鉄の武器を作る技術や、武器の扱い、用兵の知恵を授けた。

そしてまた、歌の名手であるライチョのもとに訪れ、二本一対の槍を与え、栄養のある携帯食の作り方、薬の調合法、亜麻の紡ぎ方、織機の作り方を教えた。

最後に神は猟師のカモスィに巨大な鎌を与え、馬の乗り方や馬上での戦い方を教え、猫の様に静かに歩き、魚の様に巧みに泳ぎ、鷹の様に見る技術を伝授した。

コタとライチョとカモスィは里の人々に邪悪な獣たちの企みを教えた。
しかし里の長は三人を嘲笑し、人々を騒がせた罪で彼らを里から追放しようとした。コタは、神から授かった黒鉄の斧SEEKをもって里の長を殺し、自ら王となった。

その後数年間、コタ王とライチョ女王、そしてカモスィは里の人々に神から授かった秘密の技を教え、オマーチの他の地方の村々にも王に忠誠を誓わせる様にした。
村々はすぐに都市に発展し、王の公正さと知恵が知れ渡った。



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