死神とダンス♪
65.デジャヴぅ♪
一応、念のためこの事態の冒頭を考えてみたのだが………うん、俺何もしてないよね?
てか、部屋の中で俺と雪次のキス音がベチャベチャと響いて………ありえない、これは夢か?
雪次はキスがうまかった。いや、今はそんなこと関係ないのだが、やはり好きな人とキスしているせいか感じてしまう…。
キス歴があまりない俺は、息継ぎがうまくできず眉を寄せると、雪次は唇から一度離す。←何気に雪次は目を開いているのか?
しかし、少し間を空けると、話す暇がないほど高速に俺の唇を文字通りむさぼり食べるような勢いで舌を絡めて、その快感に流されていく俺は徐々に身体の力が抜けていく。
「はぁー、はぁー、はぁー………」
いつ、唇が離されたかわからないほどの快感………と、ここで俺の2本の腕がなぜか上に上がりネクタイで結ばれている。いつの間に!?
犯人は、俺にまたがっている雪次でしかないのだが、文句を言おうと思った瞬間、俺のズボンをガチャガチャ鳴らし、次にスポッーっとパンツと一緒に下げられる。
あれ?これもデジャヴ?
いやいやいやいや、そんなこと考えている暇はないはずだ。
しかし、雪次は俺の息子をガン見中で…。
「勃ってる…」
雪次の言葉にキスとは違う羞恥心が湧き上がり、真っ赤になる。
そりゃ、勃ちますから!!好きな人とのキス…雪次のキスに感じまくっていましたし!!まぁ、そんなこと本人に言えないけどね!!
俺の息子をガン見していた雪次は、制服のシャツのボタンを丁寧に外し始める。あまりの事態に雪次を止めようとすると、雪次は俺にキスをし、先ほどと同じ展開………。雪次行動が早いよ…。
それにしても、これはいったいどのような事態なのでしょうか?
………はっ!今はのん気にそんなことを気にしている場合では―――☆☆☆!!
俺の思考は止まりました。俺の肌蹴た胸の乳首をペロンッと雪次の舌で舐められましたから!!
「ひゃぁあ、ゆ、雪次さ…ん?」
「結構、うまいかも」
「えっと、それ(乳首)は食べ物ではないのですが…」
俺の台詞に雪次は、怪しげな笑みを見せ………はい、乳首を口に含み舌で転がし始めました。
右の乳首は舌で舐めまわし甘噛みされ、左は雪次の左手で強弱をつけて刺激される。
大昔、倉吉と付き合っていた時、エッチを考えなかった訳ではなく、その手の知識は結構知っていた訳で………乳首が男でも性感帯になることを理解していた。
初めの刺激は、ただくすぐったいような感触。
しかし、刺激され続ければ、脳天から甘い痺れが沸き起こる。
だって、雪次うますぎるんだもん。てか、雪次、男とシタことあるのか?
「あぁぁ………んぅぅ…あぁん!!」
俺の甘い声を上げ始めると、雪次はおもむろに勃ち上がっている俺の息子を手に握り、扱き始める。
ネチャネチャ………。
部屋中に響く、先走の音がやけに卑猥だ。
しかし、このままイクと雪次の手にイってしまう…。
俺はネクタイで縛られている手で、雪次の首あたりを抗議するように叩く。
「ゆ…雪次………ま、まずい…手を離して…」
雪次は俺の切羽詰まった声を聴いた瞬間、乳首を舐めるのを止め、顔を上げる。
良かった………これで、何とかセーフ!!何て、一瞬気を抜いた瞬間、雪次は俺の首を舐め上げ、耳元に「イケ」と甘い声で囁かる。
しかも、ついでとばかり息子の先端を爪で刺激されて………。
「あっぁぁぁーーー!!」
[後退〜♪][前進〜♪]
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