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うさぎの初恋
◇18.まずはお茶で一息。

 現在、ぼくは楽しく賑やかに…しかも大人数で、旧校舎にある家庭科室に来ていた。

 こうなった経緯は、今度は絶対ぼくのせいではなくて、ラクビー部のフレミッシュジャイアントのウサギ達が原因だと思う。

「神様ありがとう!!もう、この場でぼくは死んでもいいよ!!」

 この上記↑台詞をぼくが言って、そして、たくさんのウサギ達(親衛隊)に止められて、よくわからないうちに、一度みんなで落ち着こうって話になったんだ。

 で、そうしたら、突然。

「「「グゥ〜〜〜」」」

 って、大量の音が聞こえて………目線を向けると、お腹を押さえているフレミッシュジャイアント達(会計親衛隊&ラクビー部)。

 そして、それにつられる様に、ぼくやそのほかのウサギさん達も同じように「グゥ〜」ってお腹が鳴りはじめると。

「と、とりあえず、何か食べてから話し合うことにしようか?」

 1羽のライオンウサギ(会長親衛隊&くノ一同好会)の台詞に、みんな「うんうん」頷いく。



 そして、家庭科室に来てみれば、ピカピカの調理器具が並び、新鮮な食材の宝庫がありましたとさ。

 しかも、ライオンウサギ達によると、ここは今日誰も使われていないことが調査済みだとか?なんで調べているんだろ?

 そうそう、家庭科室に来る道すがら、ウサギさん達の所属クラブ?同好会や親衛隊の話しも聞いたけど、とても楽しそうで、ぼくは思わず「ウサギの皆さんは、とても楽しい活動をしているんですね!頑張って下さい!」と、応援してしまったら、なぜか、両手をとられ感激されていた。



「誰だよ!猫屋うさぎは極悪非道で、兎三山朱里会長と幼馴染と嘘をついて、生徒会役員を垂らし込んでいるって言ったのは!?」

「「「えっ!ボク達のところじゃないよ!ボク達のところにもそう伝言がきたけど…」」」

「オレ等、会計親衛隊&ラクビー部もそんな話がまわってきて………それで、今回協力することになったが、たしか出所は、副会長親衛隊&演劇同好会じゃなかったか?」

「「「………もしかして、ボク等ハメられた?」」」

「キィーーー!!アイツ等!!………て、この場に副会長親衛隊は1人もいないじゃない!!」

「最初っから、ボク等を使うだけ使って、罪を擦り付けようって魂胆だったんじゃない!?」

「マズイよ〜、ボク達、会長親衛隊だけど、まだ仮入会しかしてないのに、こんなのバレたら、本入会できないよ〜!!」

「いや、とりあえず、オマエ等落ち着け!!いったん、ここはお茶でもして、その…バレた時の対策とか考えようじゃないか?」



 何やら、深刻な様子の親衛隊の皆様………ぼくはこの状況がよく理解できてないけど、とりあえず、皆様にお茶を煎れあげます。

「「「あ、ありがとう、うさぎ君」」」

 皆様から感謝のお言葉が………が、次の瞬間。

「「「グホッ!!」」」「「「ぼふー!!」」」

「「「マズイ!!!」」」

 おかしいな?なんでか、皆様、お茶をはき出しました。



 猫屋うさぎ………どうやら、壊滅的な料理オンチらしいことが発覚した瞬間。


[*の後退]の前進*]

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