リクエスト小説
☆保健室の内緒話(5555Hit まはるさま)
「これ、落としたぞ?」
「あ…ありがとうございま、!?」
保健室の内緒話
移動教室の最中、不意に後ろから声をかけられて振り返った先にいたのは、一つ年上の恋人。
武蔵野第一に通うあの人が、平日の昼前にこんなとこにいるはずはないんだ。
「アンタ、学校はどうしたん……もがっ」
「しーっ!んなデカイ声出したらバレんだろ、来いっ!」
半ば引きずられるようにして連れ込まれたのは、誰もいない保健室。こんな時に限って保健の先生は留守らしい。
「……学校は?」
「サボリに決まってんだろ!隆也に会いたくて、さ」
「…バカ言わないでください。オレこれから授業なんで」
呆れた。
教室に戻ろうと踵を返した瞬間、腕を掴まれてベッドに引きずり込まれてしまった。
「ちょっ…こんなとこで、何…」
「保健室で…なんて男のロマンだよなー!」
上機嫌な元希さんがサッとカーテンを引くと、これから始まることを想像して頬が赤く染まる。
そんなオレを見て小さく笑った元希さんはギシリとベッドを軋ませてオレの上にのしかかり、あっという間にズボンの前を寛げてしまった。
「バカッ、やめ…」
「もうこんなになってる。」
「あっ…んぅ!」
触れられている部分に熱が集中する。何気なく呟かれた言葉にまで反応してしまう。
強く弱く扱かれるたびに先走りが溢れて、元希さんの長い指や後ろを濡らしていく。
「やっ…元希さ、もう…っ!」
「何だよ、いつもより早ぇな…興奮してる?」
意地悪く笑みを浮かべた元希さんの猛った自身を当てがわれると、オレの後孔は嬉しそうに飲み込んでいく。
「くっ、キツ…」
「あん、ひ…ぁあっ」
全てを収めきったと同時、思いきり腰を打ち付けられる。
オレのイイトコ全部、元希さんは知っているから。何度も何度も前立腺を擦られると、堪えきれずオレは白濁を吐き出した。
「隆也、怒んなよ〜」
「怒るに決まってんでしょ!何考えてんですか、こんなとこでっ!」
「…でもヨカッタだろ?」
ニヤニヤと嫌らしい笑みを向けてくる元希さんの頭をぽかっと叩くと、その手を取られてすっぽりと抱きすくめられる。
「隆也と一緒に学校生活、送ってみたかったんだ。」
小さく耳元で囁かれると、顔に熱が集まってくるのがわかる。
「アンタそれ……反則。」
チラリと覗き見た元希さんの顔も赤く染まっていて。
ま、たまにはこういうのもアリかな…なんて思ったことは、アンタには絶対内緒。
*END*
______20080427
久々に甘いの書きました。んで、駆け足なエロ。こんなんで良いのかは謎ですが、珍しく自分的には嫌いじゃないです。
はる姉に捧げます!
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