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対なるもの
これが…真実…
それぞれの國が相容れない理由とは、これだったのだ。
恋人であるのに、ピサロに対して畏怖心があるのは。
「……ッ…」
異種ではなく、だが異種だからこそ…。
―このままではいけない―
その事実は彼女を使命感に立たせた。
「私の、役目…」
ロザリーは、冷たい壁に手を触れ、呟いた。
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