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今は昔




むかしむかし、

あるところに銀の竜が居た


銀の竜はとても大きいかった

それは、

ひとたび両翼を羽ばたけば民家は吹き飛び

荒海が四十年間続くといわれているほど


そのため銀の竜は人間と他の動物との共存が難しかった

やがて銀の竜は海の底で生活するようになり、地上で見られることが少なくなった


いつしか百年、二百年と経ち、

銀の竜はいつからか

人から"海の神"と呼ばれるようになった

















なーんて、ね。





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