羽虫の寄る辺
過程

おぼろ半月 帰路は一人
ことこと歩く 星のない空
アスファルト きらきら光る
うたごえは微か沈着し
しじま満つふしどへ導く
尊いものは軽やかに一度きり
この孤独を忘れてはいけないよ

デカダンなんて大嘘吐き
どこででも見下ろしている
白色蛍光灯が見抜いたのさ


瞠目


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