詩
MidNight SUN 10.03.21
同じタバコくわえて
火を付けた
無糖のコーヒーは
柔らかな 唇の味
同じ心情（ココロ）かさねて
夢みよう
深夜の交差点
安らかに 打ち寄せる波
この舌で味わうのは
あなただけでいい
その胸にある太陽が
空に昇ったら お別れ、
だから それまでは
闇ごと私を抱いていて
同じ世界生きては
傷付けた
舐めあうその姿に
不確かな 月明かり揺れ
距離を阻む水路の
二人には
深夜の拘束も
過ぎ去り 明日消えるモノ
この先がどうなっても
あなたと居たい
その胸にある太陽が
空に昇ったら 廻るの？
ならば 逢えるのを
信じて眠りに堕ちてゆく
嗚呼、無情でもいい
離れてゆくのなら
どうか このまま燃やし尽くして
その胸にある太陽が
空に昇ったら お別れ、
だから それまでは
闇ごと私を抱いていて
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