詩
初潮initalization 09.12.30
黙っていないで
声にならない
触って欲しいの
アレなんかじゃない
心が寒いの
温度欲しくて
肉体だけなら
誰でも同じ
ただ｢愛してる｣
その言葉を 聞きたくて
駄々、捏ねてる
素直になれなくて
飢えた愛情には 慰めは上の空
真実の形なんて何処にもなくて
媚びた同情なら なにもかも壊してよ
跡形もなくなるまで 消して 消して 消して
かまって欲しくて
切るわけじゃない
解って欲しくて
知ろうとしない
もう厭きれた？
その答えは 聞けなくて
我侭なの？
好きなだけなのに
増えた傷跡より 痛むのは胸の痣
ジンジンと麻酔効かぬ鈍痛帯びて
癒える体制さえ 取ること許されずに
突き放されては深く 堕ちて 堕ちて 堕ちて
存在意義なら何でもするから
どうか側には居させてください
愛の数だけ怖くなっていって
愛が減る度不安になってく
感情変化に戸惑い憑かれて
貴方以外は見えなくなった
ただ｢愛してる｣
その言葉を 聞きたくて
駄々、捏ねてる
素直になれなくて
飢えた愛情には 慰めは上の空
真実の形なんて何処にもなくて
媚びた同情なら 何もかも壊してよ
跡形もなくなるまで けして けして けして
『離れないで…』
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