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笑顔は幸せの元 陽日




放課後は俺のちょっとした幸せ。



「………んー」


向き合ってイスに座った俺と俺の可愛い可愛い生徒。(可愛い。だけじゃ足りないくらい「可愛い」って言いたくなる)

目の前に座って唸ってる姿も可愛い。
なんて、思っちゃう俺は教師失格かもしれない。

「分からない問題あったら言ってくれな?」


「あ、はい!ありがとうございますっ」



放課後。
こうして時々分からない箇所を聞きに来ては復習する夜久はこの学園唯一の女の子だから、

色々大変だと思う。

だからこそ、俺が気にしてあげないとって思ってる。
(先生って立場を忘れて時々焦るけど)




そう思ってるから放課後わざわざ俺の所に来てくれたりして、
こうして頼られたりすると普通に嬉しいから舞い上がってしまう自分がいたりする。


「…うー…先生。私頭回らなくなってきました」


「わわ…大丈夫か夜久?あっ…そうだ!俺いいの持ってるんだよな」



「??」


疲れた顔をした夜久に特別にコレをあげる。

ポケットから出したのは


「キャンディ?」


甘くて美味しいキャンディ。
疲れた時は糖分。だからね


「お前にだけ特別だからな」


「……」


ちょっと子供っぽいかな、なんて思ったけど
すぐに幸せそうに笑った夜久の顔を見たらそんなの吹き飛んだ。(だって甘いお菓子を食べた時よりもずっとずっとお前の笑顔のが嬉しいんだ)






(先生。ありがとう!)(ど、どう致しまして!)(あれ、先生顔真っ赤…)(うわっ、なな何でもない何でもない!!)(??)

end

陽日先生は君?お前?
多分お前!
微妙な出来になりました…!


あきゅろす。
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